ヲタクに恋して (ページ23)

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もう、圧巻。

一糸乱れぬダンス。

複雑なフォーメーションを難なくやってのけるチームワーク。

力強いラップ。

響く歌声。

なんて美しいんだろう。

日本のアイドルはよく韓国のアイドルに比べられる。

実力が足りないとか、努力した量が全然違うだとか、、、聞くたびに悔しくてたまらなかったけど、彼らを見てると、きっと死ぬほど努力をしたんだろうことが、初めて彼らのパフォーマンスを見た私にもわかる。

でも、、

RM「ただいまー！」

「うおっ！！」

嘘！うそ！

え！これ収録だったの！？
油断したーーー！！

JN「あれ、Aちゃん、何見てるの？」

TH「さぼるなよーー！って、これ俺たちが出てた番組じゃん！」

JM「あれ？もう僕たちの、ファンになっちゃったの？？」

「違います。テレビ見ちゃってたのはすみません。」

あー、やってしまった。

き、きまずい！

仕事中にテレビを見てしまってたこともだけど、

彼らの番組を見てたことがばれたのが。

なんか、悔しい！！

JH「ねえねえ！見てみてどうだった！？特に俺のダンス！！」

期待してますという顔で、聞いてくるホソクさん。

可愛いなー。

「え、もうめちゃくちゃすごかったです。想像以上でした。」

そう言うと、へっへーと笑うホソクさん。
ホソクさんが笑顔だとなんだかこちらも明るい気持ちになれるから不思議だ。

TH「じゃあ、」

TH「Aが好きな日本のアイドルとどっちすごい？」

「え？」

えーーー

初めて名前を呼ばれたことにもびっくりだけど。

なんだ。その質問。意地悪な質問。

思わず即答しそうになったけど、一呼吸おく。

「いやいや、そんな比べたりできないですよ。ジャンルが全然違いますし。」

RM「ジャンル？日本のアイドルはそんなに多様なんですか？」

あー、もう、ナムジュンさん、ここで入ってこなくていーんです！

ややこしくなるからぁぁあ！！

YG「じゃあ、聞き方を変えるけど。ずっと見てたいと思うのは？」
「レインボーズです。」さらり

私のあほ。