ヲタクに恋して (ページ15)

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4人の美青年達に見送られ、

電車に揺られること10分。

韓国での住む場所は、ユイ姉ちゃんが全て手配してくれていた。

「うわ、最高。なにこの素敵なお部屋。」

外見も去ることながら、中も広々していて素晴らしい。

「私の城ーー！！」

さっそく据え置きのソファーに飛び込む。

「フカフカだーーー！……。……っは！！」

いかん、寝そうになってしまった。

プルルル、プルルルルル

こんな時間に誰だーー？？

「っ！ユイ姉ちゃん！！」

スマホに表示された今日何度も聞いた名前に嬉しくなり、すぐに電話を取った。

Y「A～！！初日お疲れ様！どうだった？ごめんね？ほんとは一緒に行きたかったけどつわりでがひどくて、、」

「いいよー！そんなの！気にしないで！！……まあそれは置いとくとして、ユイ姉ちゃんなんで彼らのこと教えてくれなかったの！？」

Y「大体のことは教えたじゃない。」

「肝心な事を伝え忘れてる！！！！彼らの仕事の事！！」

Y「あ～～～。てへ。」

「てへ。じゃないよわ、もーー！びっくりしたって！」

Y「だってあなた韓国のアイドル好きじゃないでしょ？なんかアルバムの売上がどうのーって敵対視してたじゃない。教えたらいかないって言いそうだっから、、、ごめんね？」

もー、可愛いから許す！！

「まあ、いいけどさ。でもほんとにぶっ飛んでるよ彼ら。私でうまくいくか心配」

Y「え？いい子達じゃない。Aなら大丈夫。」

「大丈夫じゃないよ。もー。」

Y「まあ。あの子達もいろいろあるし、難しいところもあるかもしれないけど、Aならうまくやってけるって思うよ。あなたはあなたらしく！！」

「～～、うん。そだね！頑張ってみるよ！！」

またかけるね、と伝えて電話を切った。

よし、明日から本格的に仕事が始まるわけだし、
今日は早く寝よう。

シャワーを浴びて、ベッドに横になると、
やっぱり、疲れていたからか、
私はものの数秒で意識を手放し、深い眠りについた。