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家の前に着くと
JK「じゃあ、またね？」
とだけ言って、
グクは私の頭をさらりと撫でて
100m先の家に帰っていった。
なんだろ。
本当にどきどきする。
いよいよ私おかしくなった？
グクの手の感覚を思い出して
顔が熱くなるのを感じてほっぺたを抑える。
やばい。
芋づる式に今日あったスキンシップの光景が
海馬からカムバック。
だめだ！
電車で異様に距離が近かったとか
シャツかっこよかったとか
思い出しちゃダメ！
「どうしよう…」
JM「どうしたんだよ。そんなところで」
「お、お、お兄ちゃん…」
JM「とりあえず何かあったかは
中で聞こうじゃないか」
にやりと笑ったお兄ちゃんに連れられて
私はやっと家に入った。
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作者名：mirk | 作成日時：2017年3月17日 11時
