212話 ページ16
鬼道が再び箱の中に閉じ込められた
あの箱は狭い部屋の中だ!
2日間で身についたコントロールスキルが顕になった
｢もっと激しくいけ!｣
伸びる脚は小さな空間を自由に動くボールをなかなか捕えられない
動かしていく中、縺れたその瞬間に豪炎寺へとパスが繋がった
｢いいぞ!鬼道!｣
｢1度破ったからっていい気になるなｯ!｣
今度は豪炎寺の周りが囲まれた
その中で勝利への糸口を見つけた彼が一瞬の隙間を逃がさず吹雪へ繋げる
｢ウルフレジェンドｯ!｣
｢グレートバリアリーフ!｣
満月に吠える狼を潮が覆い被さる
｢爆熱ストームｯ!｣
｢グレートバリアリーフ!｣
燃えたぎる炎をかき消して、潮が引く頃にはキャッチされていた
ビッグウェイブスの選手交代が行われたあと、緑川の元へ1人の選手が向かっていく
｢グレイブストーンｯ!｣
タクティクスを諦めたなら突破できると油断した彼の前から鋭利に尖る石の柱が突き上げる
個人技のディフェンスの切り替えだ
｢カンガルーキック!｣
木暮と正面衝突した時にはボールを浮かせ、両足同時にバネのような動きで小柄な体躯目掛けて蹴り飛ばし、バウンドを利用して突破する
試合が膠着する中、鬼道が眼前へと迫るチャージを躱して着地した俊寛、もう1人の鋼の足が足首を直撃した
｢大丈夫か!?｣
｢、大したことは無い｣
試合が再び始まり、風丸のパスを受け取ろうと右足を前へ踏み出した瞬間、痛みが電撃のように体を駆け回った
足首を抑え痛みに耐える鬼道がボールを離した時、ハーフタイムを迎えた
痛みに悶える鬼道が試合続行の意志を表すも、スパイクが刺さったその脚で残り時間を走り続けることは出来ない。勝ったとしても次の試合には出られないかもしれないのに、そんな危険を冒す必要はどこにもない
鬼道に変わってデビューを果たすのは虎丸だ
監督がそれぞれに役割を伝える
｢綱海、お前は俺の指示を聞かず、外へ出て特訓をしていたようだな｣
バレていたとは思わず、だんだんと青ざめていく綱海
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染岡さんの愉快な仲間たち(プロフ) - 調味料さん» ごめんなさい、勘違いだったらごめんなさい。210話の事件から地面になってます (2020年7月5日 12時) (
レス) id: 972de952e4 (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - ありがとうございます!主ちゃんの実力はこういった努力の賜物が多いですね。これからも頑張ります! (2020年4月1日 16時) (レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 続編おめでとうございます！お話がとっても好きで何時も見させてもらっています！これからも体調などに気を付けて自分のペースで更新頑張ってください！応援してます！…冬花ちゃんに惚けたり通学中に頑張ったりするとか主ちゃん可愛いかよ() (2020年3月31日 22時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2020年3月30日 0時) (レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - 続編おめでとうございます！エイリア学園編おもしろかったです！FFI編も楽しみにしています！これからも更新頑張って下さい！ (2020年3月28日 20時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：調味料 | 作成日時：2020年3月28日 18時
