256話 ページ12
修也がカッコよすぎてしんどい無理。直視できない。上着かけられた時死ぬかと思った。わたし、相当惚れてるかもしれない
｢お〜似合ってるな!｣
｢佐久間〜!ありがとう〜!そっちこそ違和感どこ行ったの〜｣
｢日本に置いてきたかもしれないな〜｣
ワハハと佐久間と笑う
他にも虎丸君や鬼道達とも合流し、あそこのテーブルのご飯が美味しいと雑談をしたりお互い褒めあっていた
｢ちょっと、今のはうちのキャプテンに対して失礼ではありませんか｣
｢私は褒めたんですよ｣
｢褒めただァ？｣
今夜限りのシェフの味を堪能していたら、何やら揉めている声が聞こえたので私も近くに行く
｢キャプテンをバカにされて黙ってられないでやんす!｣
｢その思いは、グラウンドでぶつければいい。俺たちのサッカーを見せたらいいんだ｣
｢だって俺たちは、サッカーをしに来たんだろ？｣
｢だったらやってみますか？｣
エドガーさんの挑発的な態度に少し驚いた
｢私のシュートが君に届くかどうか｣
｢いいだろう、受けて立つ｣
この集まりって仲を深めるためのパーティーじゃなかったっけ…
着ていた正装から代表ユニフォームに着替えフィールドに立つ互いのキャプテン
今から行われるのは一本勝負、シュートが決まればエドガーさん、止められれば円堂の勝ちと、至ってシンプルだが、実力は明らかになる
｢エクスカリバーｯ!｣
脚を剣に見立て、大きく振り下ろした踵落しに弾かれたシュートが一直線に走る
｢いかりのてっついｯ!｣
剣の勢いに下した鉄槌は跳ね除けられ、ごーるが決まってしまう
円堂の負けだ
｢信じられない…円堂さんのいかりのてっついが、あんな簡単に破られるだなんて｣
センターからしたのにも関わらずあの破壊力、世界ってすごいな〜
でも
｢こんな強い相手と戦えるんだ!｣
日本じゃ絶対に巡り会えなかった強者への挑戦
そんなの、楽しいに決まってる
｢皆、明日から特訓だ!｣
｢｢おぉー!!｣｣
ピリピリとした勝負の後、再開した親善パーティはお開きとなる
｢エドガーさん、お手紙ありがとうございました。楽しかったです〜｣
｢それなら良かったです｣
｢それでは、フィールドでも、よろしくね。"エドガー"｣
私の口調が砕けたことにキョトンとする彼は控えめに笑みをこぼす
｢えぇ、よろしく。Aさん｣
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調味料(プロフ) - こころさん» ありがとうございます!自分のペースになりますがこれからも頑張ります! (2021年2月8日 10時) (
レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 面白かったです。もしよかったら更新してください！続き楽しみにしてます (2021年1月19日 0時) (レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：調味料 | 作成日時：2021年1月2日 11時
