249話 ページ4
｢みんな頑張って、勝負はここからよ!｣
やっと同点だ。世界に行くには最低ともあと一点、入れないといけないけど、私もシュートを決めたい
｢そう簡単には行かせないｯ!｣
｢逆サイドに振られるぞ!｣
風丸を引き付けノーマークになったアフロディにパスが繋がる
｢決めてください!!｣
金色の羽が羽ばたく
｢ゴッドブレイクッ｣
｢正義の鉄拳G5ｯ!!｣
同じ輝きがぶつかる
｢｢やったぁ!｣｣
｢さすがだね円堂くん｣
ベンチの声を聞きながら安心していたのが行けなかった
一瞬の隙に奪ったアフロディが再び羽を広げるが、1つ違うのは彼のサイドから2人が走っていること
｢｢｢カオスブレイクｯ!!｣｣｣
金色の羽を散らし迫るシュートに反応が追いつかなかった
｢正義の鉄拳G5ｯ!!｣
迎え撃つもギリギリの攻防に加わった2人分の威力が後押しをし、再び点差が生まれた
｢油断してたな〜…｣
ハイタッチの音が重なって聞こえた
｢大丈夫か!?｣
｢すまない、止められなかった｣
ガラスの刃を使って、多少威力を潰していたら失点は無かったかもしれない。過ぎたことだとしても悔しいことには変わりはない
絶対にシュート、決めよう
｢とにかく上がれ!全員で押し上げるんだ!｣
円堂の指示で私もゴール前を離れようかと思ったが、さすがに手薄すぎると危ないため、私は待機
前でパスが続けられるものの、反応が遅く時間を作ってしまったため、スライディングを仕掛けられ飛鷹で潰える
｢そこを退けｯ!!｣
｢退かないっすｯ!!｣
｢ザ・マウンテンｯ!!｣
そびえる山が南雲の進軍を止める
｢やったっす!｣
｢ナイス壁山くん!｣
スローイングを今か今かと待っている時、髪が靡き3人が踊り出、鉄拳を破ったフォーメーションができる
｢円堂ｯ!!｣
｢打たせないｯ!!｣
潰すなら今、大きな技ほどタメは長い
｢風丸!｣
｢飛鷹!｣
3人が足を振り下ろす寸前で風丸が何とか阻止
円堂の歓喜に風丸が笑顔で飛鷹に繋ぐ
ものの、動くボール相手に距離感が掴めず、転がるボールに笛が鳴った
｢飛鷹…｣
｢クッソｯ｣
｢何を怖がってるんだ飛鷹｣
｢！｣
｢そんなことは!｣
｢いいか飛鷹｣
｢失敗したってカッコ悪くなんかない。もっとかっこ悪いのは、失敗を恐れて全力でプレイをしてない、今のお前だ!｣
｢キャプテン…｣
｢思いっきりプレイしてみろ、失敗したっていいじゃないか｣
｢今のお前を、全部プレイにぶつけてみろよ！｣
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調味料(プロフ) - こころさん» ありがとうございます!自分のペースになりますがこれからも頑張ります! (2021年2月8日 10時) (
レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 面白かったです。もしよかったら更新してください！続き楽しみにしてます (2021年1月19日 0時) (レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：調味料 | 作成日時：2021年1月2日 11時
