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gr「まず、学園を守ってくれてありがとう。貴方がいなければ、今頃この保健室は満員だっただろう。」
rz「私からも、感謝を。」
『エッ！？いやいや、そんなことはいいんで…むしろ失礼な口を聞いてしまい申し訳ありませんでした。』
gr「いや、それこそ気にする必要はない。階級など無意味だ」
rz「…グルッペン様？」
gr「んっんっん！！！…本題は別にあるが、まずはこれを。」
そういってグルッペンから渡されたのは、何やら茶色い袋だった。巾着みたいな。
中を開けてみると、赤やらピンクやらの「魔石」が詰まっていた。
さてここで解説。魔石というのは、謂わば魔獣の心臓である。魔石は魔獣の弱点となる部分にあり、取り出しただけでは復活する可能性がある。魔石を覆うように「魔核」がついているからだ。
魔核というのは、魔石を守るカバーのようなもの。見た目はゴツゴツしている。その魔核をベキベキに剥がし現れるのが魔石だ。ツルツルしてて綺麗。
魔石から魔核を剥がして仕舞えば、その魔獣は完全に死ぬ。ちなみに魔核は美味しい。飴みたいな感じだ。
魔石には「純度」があり、倒した魔獣の健康状態が良ければ良い程宝石みたいになる。俺が渡されたのは魔石は、最高純度のものだった。
『！？！？こ、これは！？』
gr「貴方が倒した魔獣の魔石だ。倒した本人が持っておくのが1番良い。」
『は、はぁ…。』
gr「…さて。本題を話したいから、2人は少し出てくれるか？」
グルッペンとローズの纏う雰囲気が変わる。絶対に聴かれたくないようだ。
グルッペンの言葉に2人は従った。待って、この2人と一緒にしないで。
ロボロとシンペイが保健室を出た途端、ローズが防音結界を張った。えっ何されるの俺
グルッペンが俺の目を見る。そして口を開いた。
gr「＿＿お前、転生者だろう」
紡がれた言葉は、俺を困惑させるには充分だった。
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ゆ(プロフ) - コメント失礼します、こちらもう更新されないんでしょうか.....とっても展開が面白くてぜひ読みたいです...！ (5月7日 21時) (
レス) id: 8adc159d64 (このIDを非表示/違反報告)
泣き虫 - コメ失礼します。ｽｩｰｰｰ好き(◡ ω ◡) (4月15日 11時) (レス) @page22 id: 444cbcd91b (このIDを非表示/違反報告)
葵斗 - コメ失礼します。うーん、好き。(唐突) (2月14日 18時) (レス) @page19 id: 6f83c28ab3 (このIDを非表示/違反報告)
太陽さん - 一二三_(┐「ε:)_ｽﾞｻｰ 初コメ失礼致します。ｽｩーバチクソ応援してます‼と★う★こ★う頑張って下さい‼ (1月6日 12時) (レス) @page16 id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの一般人 - 神作品だぁ！めっちゃ好きです！ (12月17日 2時) (レス) @page12 id: 3abe2dada4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん@スランプ | 作成日時：2023年11月25日 4時
