開放フラストレーション ページ19
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？？？ side
まるでゲームのワンシーンのように、A・ファルサはその場にいた。
黒い髪を揺らし、一部だけ2色に変色した髪をうざったそうに払い、光の無い黒の“宝石眼”でリリ・フェーミナを睨みつける。
彼は周囲をちらりと見回し、邪魔する者がいないことを確認してから喋り出した。
『さっきから見ていれば、なんとも摩訶不思議だ。身分の大切さを説くお嬢サマ、頭お花畑なお姫サマ、圧倒的な態度の違いの王子サマ。なんだここ地獄のエレクトリカルパレードかよ。ハッ、ちゃんちゃらおかしいな？』
rr「なっ…そ、その言い方だと、わたしだけが悪いみたいじゃない！」
『ハァ？真っ先に言うのがそれかよ？ま、「そんな言い方酷いよ！」とかが出ないだけマシか。ってか、お前現時点での俺からの評価ひっくいからな。初日に不正疑惑かけられてんだよこっちゃ、んなの悪く見えるよなぁ？』
rz「…ファルサ様、お控えくださいませ。これは私たちの問題ですわ。」
『ふーん…ま、そう思いたいならそう思ってどうぞ。だ・が、周りはどう思うかな？』
rz「どういう意味ですの…？」
その言葉を聞いた時、A・ファルサは可笑しそうに笑った。ありえない程の馬鹿を見たような、マジかコイツというような笑いだった。
そして両手を広げ、少し声を張った。
『ここは噴水が綺麗な中庭、ここでご飯を食べたらさぞかし気持ちいいだろうな。そんな時に喧嘩なんか起こされて、これ本当にお前らだけの問題か？』
rz「ッ！！！」
gr「…その辺にしてもらおう、何か嫌な予感がする。」
『は？嫌な予感って…』
文字に起こせば「ドゴオオオオオオオオン！！！！！！！！」となるような、まるで爆弾でも落ちてきたかのような音が響き渡る。
誰もが音のした方向を向き、後悔する。
…大型魔獣が、襲来してきたのだ。
これは面白いことになる、あの性悪女神のお気に入りとも張り合えるだろう。
そんなことを考えて、僕は教室に戻った。
・ー・ー・ー・
一応言うと、このsideの子はオリキャラです。
ちょくちょくこんなのを挟むと思います、よろしくお願いします。
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ゆ(プロフ) - コメント失礼します、こちらもう更新されないんでしょうか.....とっても展開が面白くてぜひ読みたいです...！ (5月7日 21時) (
レス) id: 8adc159d64 (このIDを非表示/違反報告)
泣き虫 - コメ失礼します。ｽｩｰｰｰ好き(◡ ω ◡) (4月15日 11時) (レス) @page22 id: 444cbcd91b (このIDを非表示/違反報告)
葵斗 - コメ失礼します。うーん、好き。(唐突) (2月14日 18時) (レス) @page19 id: 6f83c28ab3 (このIDを非表示/違反報告)
太陽さん - 一二三_(┐「ε:)_ｽﾞｻｰ 初コメ失礼致します。ｽｩーバチクソ応援してます‼と★う★こ★う頑張って下さい‼ (1月6日 12時) (レス) @page16 id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの一般人 - 神作品だぁ！めっちゃ好きです！ (12月17日 2時) (レス) @page12 id: 3abe2dada4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん@スランプ | 作成日時：2023年11月25日 4時
