急速エンカウント ページ17
.
はい、どうも皆さん。Aです。突然ですが、俺は今どうなっているでしょう。
正解は〜〜〜？？？？？？
rr「だからっ、私はみんなと仲良くなりたくて…！」
rz「はぁ？何をおっしゃっていますの？貴女は平民、彼らは貴族。貴女ごときが近づいていい人じゃありませんのよ！」
rr「そうやって生まれで決めつけるの、良くないと思います！」
rz「生意気な方ね…！」
たまには学園のシンボル的な場所の噴水(休憩所)で自炊した昼飯を食おうと思ったらイベントに巻き込まれているでしたー！は？
いや急。マァジで急。しかも結構大事なイベントだしさぁ…
…このイベント、一見するとただのヒロインの悪役令嬢のいざこざだろ！って思うだろう。だがそんなことはないのだ。
＿＿ここで起こるイベントで、ヒロインは「光の聖女」と呼ばれるようになるのだ。
…といっても本物の聖女ではないらしい。本物の聖女はどこか別の所にいるらしく、「聖女のようなありがたい存在」となるだけだ。だがこれは重要。
どんな流れか説明すると、まずこうやっていざこざが起こる。そしてそこに攻略対象がランダムで現れる。
仲良さげに話す2人を見て悪役令嬢は怒りを募らせる。そして何者かの手引きにより、学園に魔物が放たれる。
そこで、ランダムで来た攻略対象に魔物が襲いかかる。その瞬間、ヒロインは攻略対象を庇うように前に立つのだ。
そしたら光がめちゃくちゃ溢れる。その瞬間魔物の肉体が崩壊し、魔物の核となる「魔核」が落ちる。
これにより、ヒロインは聖女モドキとなるわけだ。
…うん、なんとなくお察しの人もいるだろう。ここが、A・ファルサの初登場シーンだ。
つまり、学園に魔物を投入したのはファルサ。チヤホヤされてる光属性がどんなもんなのかと見極めるためらしい。そんな彼の初セリフがこちら。
『いやぁ、傑作だったな！…だ・が。そんなんでチョーシ乗られちゃあ、俺らが困るんだよォ…大人しく王子サマたちに守られながら後ろでゴチャゴチャやってろ、クソ猫被りさァん♪』
いや悪役すぎる。しかもこのシーン専用スチルがあり、この時ファルサは学園を囲っている塀の上に座ってゲス顔してたのである。しかもこの後塀の後ろに消える。こっわ。
だが、このセリフの怪しい点を考察し、「A・ファルサはこの世界がゲームだと気付いているのでは？」という声もあった。結局そこは明かされなかったが。
そんなこんなで、中々にインパクトのある登場だったのだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 180人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆ(プロフ) - コメント失礼します、こちらもう更新されないんでしょうか.....とっても展開が面白くてぜひ読みたいです...！ (5月7日 21時) (
レス) id: 8adc159d64 (このIDを非表示/違反報告)
泣き虫 - コメ失礼します。ｽｩｰｰｰ好き(◡ ω ◡) (4月15日 11時) (レス) @page22 id: 444cbcd91b (このIDを非表示/違反報告)
葵斗 - コメ失礼します。うーん、好き。(唐突) (2月14日 18時) (レス) @page19 id: 6f83c28ab3 (このIDを非表示/違反報告)
太陽さん - 一二三_(┐「ε:)_ｽﾞｻｰ 初コメ失礼致します。ｽｩーバチクソ応援してます‼と★う★こ★う頑張って下さい‼ (1月6日 12時) (レス) @page16 id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの一般人 - 神作品だぁ！めっちゃ好きです！ (12月17日 2時) (レス) @page12 id: 3abe2dada4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みりん@スランプ | 作成日時：2023年11月25日 4時
