恋したのは天才家庭教師だった。【水上颯】

恋19こ ☆お気に入りありがとうございます(*´꒳`*) ページ19

『ただいまですー…』



水上「お帰りー。…なんかあった？」



『たいしたことじゃないです！大丈夫です』



水上「笑顔引きつってる。話してごらん？」



『は、はい……』



小さなことだから…。



どうせたいしたことないじゃんって言われるんだろーな。



でも、水上先生は真剣に聞いてくれた。



水上「…そっか。でもさ、その子、親友って言いたかったんじゃないの？」



『え…？』



水上「僕はその場面見てないから…。でもさ、その子のこと少しでも信じてあげなよ」



水上先生っ…。



『できないよ……。そんなのできるわけないっ！！！』



あれ、私何言ってんだろ。



『信じたいよっ…でも、散々騙されてきたんだよ！？信じろって言われてもできるわけないじゃん！！！』



とまれ。



『水上先生なんかっ…！…ちょ、なっ…！』



いきなり抱きつかれた



『離してください！！！』



水上「黙って」



『やめてください！離して！』



水上「黙れっつってんだろ？縛るぞ？」



ゾクっとする低い声。



そして塞がれる私の口。



ほら、また甘い夢に溺れていく…



水上「…僕のことは信じれないの？」




『そんなわけ、ないじゃないですかっ…！』



水上「じゃあ愛奈さん？も同じ」



『……ごめんなさい』



水上「うん？なんで謝るの？」



『強く言っちゃって…』



水上「大丈夫だよ？」



『私のこと…嫌いにならないでっ…』



水上「泣かないで？大丈夫だから」



うあーっなんで泣いてんのよ。



恥ずかしっ…

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