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「で?あの人達は、誰?」
清華さんに真っ直ぐ見詰められ(睨まれているようにしか思えないのだが)、返す言葉が見つからなくなった。
「え、と…わ、私の知り合いで…」
「ふぅん。で?いきなり男二人を家に連れてくると?」
…まぁ、確かにそうだ。
「良かったじゃない。貴方の知り合いが見付かって貴方がまた戻りたいなら、戻れば良いわ」
「え?」
清華さんの優しい声が耳に響いた。
「貴方を待っている人が、たくさんいるはずよ」
「清華さん…ありがとうございます…」
そんな声に泣きそうになった。
でもそうじゃない。それだけじゃないのだ。
「でも私…本当に、戻っても良」
「失礼してもいっスかぁ?」
ノックの音と同時に勘久郎の声がした。
「えぇ、少し待って」
清華さんが立ち上がりドアに向かった。
「それは私の決める事じゃないわ。彼と…貴方の大切な人達と決めなさい」
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ゴールデンウィーク終わっちゃいましたね。
皆さんどうでした?
私はいとこに推し(勘久郎様)を描いて貰ってテンションあげてます。
楽しかった。
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フウ - とっても面白いです。続き待ってます。がんばってください。 (2020年9月21日 21時) (レス) id: 2c5b698759 (このIDを非表示/違反報告)
水麟(プロフ) - プリンさん» ありがとうございます!返信遅くなっちゃってほんとにごめんなさいっ汗…頑張ります! (2019年12月7日 22時) (レス) id: 0dc0777a12 (このIDを非表示/違反報告)
プリン - とっても面白いです!続き待ってます!私の中で、お気に入りの夢小説です!これからも更新頑張ってください! (2019年9月5日 15時) (レス) id: 1dc5fb63e0 (このIDを非表示/違反報告)
水麟 - miさん» すっごく嬉しいです!私なんてまだまだですっ、これからもそう言って頂けるように頑張りますね!ありがとうございます! (2019年7月28日 23時) (レス) id: 65c8c71a9b (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - すごく面白くて見ては見直してを繰り返してます! 自分も小説を書いてる身なんですけど水麟さんみたいに書けないのでとても尊敬します!!これからの更新楽しみにしてます!頑張ってください!!! (2019年7月27日 21時) (レス) id: fb6e5b6ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水麟 | 作成日時:2019年4月21日 17時