その後のお話6 ページ48
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『起きてる？』
「寝ました」
遅いから泊まって行くことになったチャンミン。
こんなこと前にもあったよね。
あの時は付き合うなんて、結婚するなんて
思ってもなかったなぁ。
あの時と違うのは隣の部屋で寝ていたのに
今日は同じ部屋に布団を敷いて寝ていること。
だって私たちもうすぐ夫婦になるんだもん。
『仕事、大丈夫なの？本当に』
「だから1発オッケーで早く終わらせて
もうクランクアップしたんですよ。
僕を誰だと思ってるんですか？」
『あぁそう。』
「……すみませんでした。」
『え、』
「忙しいからって全部任せて。
打ち合わせだって1度もまだ行けてないし」
『もういいよ、私も一人で怒ってごめん。』
「必死だったんです。
仕事がなくてあなたに苦労かけたら
どうしようかと思うと。
もちろんこの仕事を辞めてでも
どんな仕事でも必死になって働くつもりです。
でも芸能人じゃない普通の僕に
あなたがガッカリしないかって考えたら
不安になりました。
自分のことばっかり考えてて
あなたの気持ちを考えてなかった。
すみません。」
『正直言うとね、寂しかったよ。
むなしかった。夫婦って協力し合って
何でも乗り越えるんじゃないの？ってね。
でもね、わかってるから。
チャンミンが頑張ってるの。
それに私、芸能人じゃないアンタに
ガッカリなんてしないよ、絶対。
だから好きなことやって生きてほしい。』
「ふっ。やっぱり僕の選んだ人ですね。」
おいでと言われてチャンミンの布団に入ると
ぎゅっと抱きしめられて、
そのまま手を繋いで眠った。
久しぶりに一緒にいれることがこんなにも
幸せだなんて。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
『はっ！！！！！
ちょちょちょっと！！起きて！！』
「んーーーうるさいなぁ…」
『寝坊！！やばい！！遅刻！！！』
.
「だいたい独身最後の夜だからって
ワイン開けようって言ったのは
誰なんですか。」
『うるさいな！マリッジブルーだったの！』
「その歳でよく言えたもんだ」
『はぁ？歳は関係ないでしょ！？
あー最悪！完全に遅刻じゃん。』
嫌味ばっか言いながら運転するチャンミンと
助手席でイライラしてる私。
そんな私達が急いで向かってるのは結婚式場。
そう、私達は今日結婚式を挙げる。
今日に至るまで色々あった、本当。笑
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mk - アラサー女、最後まで最高でした！こんなに一途で優しい旦那様…素敵です！最高に面白かったです！ありがとうございました！こらからも応援しています！ (2020年3月26日 12時) (
レス) id: d6a73491bc (このIDを非表示/違反報告)
名無し24407号(プロフ) - このお話、本当に大好きです。ずっとずっと楽しみにして来ました。私もTwitterしてないので、続きが読めなくて残念です。こちらで続きを読むことは出来ないのでしょうか…でも、きっと素敵な２人なんでしょうね。みゅうみゅうさん、ありがとうございます。 (2019年5月8日 5時) (レス) id: 6ceee168e8 (このIDを非表示/違反報告)
みちゃみ(プロフ) - みゅうみゅうさん、こんばんは。完結編ありがとうございました！Twitterで読まさせていただきました。この2人らしくて、でも恋人同士になってからのチャンミンが結構ストレートでドキドキしました！ありがとうございます。 (2019年5月7日 22時) (レス) id: 77674b6d0c (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - 楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。ツイッターをしていないので、完結編も読めたらいいなぁと。楽しかったです。ありがとうございました。 (2019年5月5日 19時) (レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - このお話大好きです。Twitterをしてないので完結編読めなくて残念ですが、また次の作品楽しみにしています^_^お疲れ様でしたー！ (2019年5月5日 9時) (レス) id: b9ea783b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうみゅう
| 作成日時：2017年11月5日 18時
