過去〜チャンミンside〜2 ページ30
.
しばらくしてテーブルに出て来たご飯。
おでんとお茶だった。
「イタダキマス……」
一口食べてビックリした。
日本食はこんなに美味しいのか…！
日本に来てからというもの
ファーストフードとかコンビニの弁当しか
食べてなかったから美味しさに驚いた。
「オイシイデス！！！！」
「おお、兄ちゃん！！良い食べっぷりだな！
これサービスしとくよ！うちの自慢の味。」
「コレハ……」
「ああ！だしまきたまご！！うまいぞ。
あ……イッツデリシャス！」
食べてみると本当に美味しかった。
「兄ちゃんはどこから来たんだ？
あーえっと、うぇーあーゆーふろむ？」
「あぁ！韓国デス。」
「そうかそうか！韓国か！
行ったことないけどいい所なんだろ？
娘がな、なんとかっていう韓国の
グループが好きみたいでなぁ」
びっくりした。
ここに来て初めて自分の国のことを
褒めてもらえたから。
つたない日本語と英語を使って
店の大将と話をした。
見た目とは違って、すごく優しい大将は
僕でも理解できるようにゆっくりと話してくれた。
僕も携帯の翻訳機を使ったりして
大将とやり取りをした。
今バイトを探してるけど日本語がわからないし
人が怖い。と伝えると、
「ウチは娘が時々手伝ってくれてるんだけど
最近学校の方が忙しいみたいでな。
もし良かったらここで働くか？」
大将がそう言ってくれて、この人となら…
そう思って心機で働くことになった。
大将の気遣いでカウンターには出ず、
厨房で皿洗いとかドリンク入れたり
料理の仕上げの手伝い。
人前に出るのが怖いなら
無理しなくていいと。
毎日美味しいご飯を食べさせてもらって
優しくしてもらってバイト代をもらっても
いいのかと思えるほどだった。
休憩中とか店が暇な時は大将や
たまに来る大将の娘さんが
日本語を教えてくれたり。
1日でも早く日本語をうまく話せるように
自分でも必死に勉強した。
少し日本語がわかるようになってきた
そんな時、出会ったのが君だった。
過去〜チャンミンside〜3→←過去〜チャンミンside〜1
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1309人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mk - アラサー女、最後まで最高でした！こんなに一途で優しい旦那様…素敵です！最高に面白かったです！ありがとうございました！こらからも応援しています！ (2020年3月26日 12時) (
レス) id: d6a73491bc (このIDを非表示/違反報告)
名無し24407号(プロフ) - このお話、本当に大好きです。ずっとずっと楽しみにして来ました。私もTwitterしてないので、続きが読めなくて残念です。こちらで続きを読むことは出来ないのでしょうか…でも、きっと素敵な２人なんでしょうね。みゅうみゅうさん、ありがとうございます。 (2019年5月8日 5時) (レス) id: 6ceee168e8 (このIDを非表示/違反報告)
みちゃみ(プロフ) - みゅうみゅうさん、こんばんは。完結編ありがとうございました！Twitterで読まさせていただきました。この2人らしくて、でも恋人同士になってからのチャンミンが結構ストレートでドキドキしました！ありがとうございます。 (2019年5月7日 22時) (レス) id: 77674b6d0c (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - 楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。ツイッターをしていないので、完結編も読めたらいいなぁと。楽しかったです。ありがとうございました。 (2019年5月5日 19時) (レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - このお話大好きです。Twitterをしてないので完結編読めなくて残念ですが、また次の作品楽しみにしています^_^お疲れ様でしたー！ (2019年5月5日 9時) (レス) id: b9ea783b7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゅうみゅう
| 作成日時：2017年11月5日 18時
