過ち7 ページ22
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『ゔあぁーーー！！！』
パソコンの画面に頭をぶつけると、支配人に
「田中さんパソコン壊さないでよ」って言われた。
「お前、今日もやばいぞ」
『ははっ。』
「何だよ。また何かあったのかよ。
お前忙しいな」
『なんもないし。』
過去のこと思い出して後悔してた
だけですよーだ。
でも後悔したって遅い。
もうあの頃には戻れないから。
人生うまく行かない時ってさ、
とことんうまくいかないんだよね。
『すいませんでしたっっ！！！』
「次からは気をつけてね」
普段からそんなに怒らない支配人も
今回ばかりは厳しい顔だった。
展開しておかないといけないスタンディーを
展開してなくて、配給会社の人が視察に来て
どえらく怒られた。
スタッフの子が前に「これどうしますか？」
って聞いてきたのに
『まだ置いてていいよ』なんて答えた私。
そのまますっかり忘れてた。
「ドンマイ」って笑いながら言うシゲに
殺意が芽生えた。
はぁ…
帰り道、無意識に立ち寄ってたのは心機。
扉をあけて、キョロキョロ見渡して
アイツがいないか確かめる。
…セーフ。
『たいしょーう…』
「おう！いま帰りか？…なんだ暗い顔して」
『とりあえず生で。ちょっと仕事でね…
あぁ、昔さ、仕事で悩んでた時に
大将が出してくれたさ、あれなんだっけ？
豆腐のお鍋！
久しぶりにあれが食べたい！！！』
「あーあれは…俺の作ったやつじゃなくて…
前に働いてた子が作ってたんだ。」
『へぇ、そうなんだ…知らなかった』
まだ入社して間もない頃、
仕事のことで悩んで食欲なかった時
あれなら美味しく食べれたのに…残念。
「あ、食欲ないなら
雑炊でよかったら作るぞ！」
『わぁーい大将ありがと』
「そういやこの前大丈夫だったか？
ほら、チャンミン君と2人で酔っ払って帰った日…」
『ぶほっ』
「おいおい大丈夫かー？」
吹き出した私におしぼりを渡してくれた。
「Aちゃんフラッフラで
チャンミン君と肩組んで帰ってたぞ」
『そうだったんだ…』
お酒の力は恐ろしい。
こりゃしばらく禁酒だわ。
ってもう飲んでるけど。
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りん(プロフ) - ほーぉ(o^^o)おデート(o^^o) (2017年10月11日 21時) (
レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - お豆腐のお鍋作ってくれたアルバイトしてた子ってちゃんみん？早く読みたい〜 (2017年9月28日 8時) (レス) id: f487d5f463 (このIDを非表示/違反報告)
ゆたこ(プロフ) - 最後読んでムフムフしてます(*´艸｀)続き楽しみにしてます(*^^*) (2017年9月27日 14時) (レス) id: 894268d632 (このIDを非表示/違反報告)
Mika(プロフ) - いつも楽しみにしてます。Twitterも申請させていただきました。よろしくお願いします(*^^*) (2017年9月26日 16時) (レス) id: c8c63ee546 (このIDを非表示/違反報告)
たり(プロフ) - はじめまして^ ^みゅうみゅうさんの書くチャンミン大好きです。twitterも申請させていただきました。よろしくお願いします。続き楽しみにしてます！ (2017年9月26日 7時) (レス) id: d010d06332 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうみゅう
| 作成日時：2017年6月24日 10時
