疑惑6 ページ34
「どうした？」
『アイツ』
「噂をすれば？出ちゃいなよ」
鬼電来ても嫌だしな…
『はい』
「病院は？」
『行った。妊娠してないから！』
「今どこですか？」
『…家！もう寝るの！』
「はい、唐揚げお待たせ！」
タイミング悪く料理を持ってきた大将。
「心機ですね。今から行きます」
ブチッと切られた電話。
「なんて？」
『今から来るって』
「モデルってそんな暇なの？」
『知らないよ〜』
「そうだ！私帰って仕上げなきゃいけない
仕事あったんだった！ごめん、帰る！」
『え、ちょっとゆっちゃん！！！』
「大将、Aの相手してあげて！よろしく〜」
「あいよ！気ぃつけてな！」
意味深に笑って、あっという間に心機を
出て行ったゆっちゃん。
絶対、わざとだ…
ゆっちゃんと交代で心機に来たアイツ。
さっきまでゆっちゃんが座ってた
向かいの席にドカッと座って
「で？病院で何か言われたんですか？」
『何も言われてないって』
「食欲不振、吐き気。今日もお酒飲んでませんね」
ゔっ、するどい……。
でも逆流性食道炎でした〜なんて言えない…
「Aちゃん、逆流性食道炎には
麦茶がいいって言うからこっちにしときな」
そう言って麦茶を持って来てくれた大将は
優しい。優しいんだけど…KY！！泣
「逆流性食道炎？」
顔をしかめて、スマホをいじり始めた最低男。
あぁ…。
「プッ…笑」
『………怒』
「日頃の生活が悪いからですよ。」
『悪かったわね』
「お酒だっていい歳して記憶無くすほど
飲むようじゃダメですね」
『あれはあんたが…！』
あの時のことは思い出すな！気まずい。
「……大丈夫なんですか？」
『なにが』
「体調」
『大丈夫よ。そろそろ帰ろっかなー
大将ご馳走様でした！』
「お、あんまり無理しちゃダメだぞ」
『はーい！また来る〜』
心機を出て、歩いていたら
スッと隣に立ってきた人…
『アンタか』
「悪かったですね」
『なによ』
「別に。帰るだけですけど」
さっき来たばっかのくせに。
もしかして私の体調、気遣って
送ってくれるとか？
ないか。笑
コイツに限ってそんな優しさないわよね。
なーに自惚れてんだ、私。
『じゃあ』
マンションへと向かって歩いて
途中で後ろを振り返ると、
最低男も自分のマンションに入って行ってた。
たまたまよね、やっぱり。
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りん(プロフ) - ほーぉ(o^^o)おデート(o^^o) (2017年10月11日 21時) (
レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - お豆腐のお鍋作ってくれたアルバイトしてた子ってちゃんみん？早く読みたい〜 (2017年9月28日 8時) (レス) id: f487d5f463 (このIDを非表示/違反報告)
ゆたこ(プロフ) - 最後読んでムフムフしてます(*´艸｀)続き楽しみにしてます(*^^*) (2017年9月27日 14時) (レス) id: 894268d632 (このIDを非表示/違反報告)
Mika(プロフ) - いつも楽しみにしてます。Twitterも申請させていただきました。よろしくお願いします(*^^*) (2017年9月26日 16時) (レス) id: c8c63ee546 (このIDを非表示/違反報告)
たり(プロフ) - はじめまして^ ^みゅうみゅうさんの書くチャンミン大好きです。twitterも申請させていただきました。よろしくお願いします。続き楽しみにしてます！ (2017年9月26日 7時) (レス) id: d010d06332 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうみゅう
| 作成日時：2017年6月24日 10時
