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結局その日は隣の席の人に教科書を見せてもらった
絶望している私に気づかず、禰豆子はリュックの中でぐっすりと眠っていた
そして、放課後
相「おい、紅蘭......ちょっといいか？」
私は相澤先生に呼び止められた
傷だらけにも関わらず、包帯グルグルで学校にきた先生
結構尊敬してます
私は心の中でそう呟くと
踵を返して帰ろうとする
相「いや、待て待て待て...自己完結をするな」
貴「...一刻も早く帰りたいんです、私の可愛い禰豆子が起きたらどうするんですか？」
私はにこやかに笑いながら、愚痴をこぼす
私にとって禰豆子が1番なんですよ
相「...はぁ、呼び止めて悪かったな、、俺はお前の怪我が心配だっただけだが」
相澤先生はそんな私に溜息をつく
貴「え、心配してくれたんですか？ありがとうございます...でも大丈夫ですよ？父と母から安静にしろとのことで、ずっと寝てましたから」
というのは嘘だが
ひとまずそう応えた
本当は完治していないくせに山の中に入っては刀を降ってたなんて言えない
母にもバレていないのに
先生経由でそれがバレたら......殺されかねない
相「そうか...立派な嘘をありがとう」
あれ？見抜かれてないかしら？
あの滅多に笑わない相澤先生が目の前で笑っている
相「ま、どうあれ無事ならばそれでいい...本当はもっと聞きたいことがあるが、言いたくない事もあるだろうからな、、とりあえず妹は学校に連れてくるな」
貴「連れてきたわけではないですけれど......でも本音でいえば離れなくないですね」
相「...お前は正直過ぎるぞ、、笑顔で毒をはくな」
相澤先生が呆れたように言う
別に毒をはいているつもりなんて1ミリもないけれど......ただ正直なだけである
相「まぁ、リュック開けたら中身は妹で教科書がない絶望感にしたがって......たまに連れてきてもいい事にする」
相澤先生は私に背を向けるとそう呟いた
貴「本当ですか？じゃ、明日から連れてきます」
私はありったけの笑顔で応える
そして柄にもなくルンルンで靴箱へ向かった
後ろからは
相「いや、まてまて！たまにだ！たまにだからな！」
相澤先生が焦っていたが
聞こえなかったことにしよう
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イナビカリ(プロフ) - ヨッシー2号さん» コメントありがとうございます！癒しになれたら嬉しいです！これからもどんどん可愛い禰豆子達で癒していきますよ〜！ (2020年3月2日 13時) (
レス) id: a2f1cd4ffb (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー2号 - あ”ぁ”ぁぁぁぁぁ勉強で折れた心が癒されるッ………！ (2020年3月1日 16時) (レス) id: 068bdbacd4 (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - 水月鏡像さん» はい！禰豆子は天使なので！まじで可愛いですよね!?コメントありがとうございます！ (2020年1月6日 23時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - 莉華さん» ですよね!?あの無自覚の天然さがとても好きです！コメントありがとうございます！ (2020年1月6日 23時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
水月鏡像(プロフ) - はぁ〜禰豆子やっぱりかわいい！ (2020年1月6日 22時) (レス) id: e9ae4c526b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：辺銀ヽ(･ω･`*) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時：2019年10月21日 0時
