絶体絶命と救世主 ページ43
Asaid
もう逃げ場は無い……
全く、私とした事が､､､､こいつらの気配に気づかないなんて。
それに彼女をほっといたのも私の判断ミス。
まさか彼女が私を監視するようなことまでするなんて､､､､どこまで卑劣で汚くてお馬鹿さんなんだろうか。
まぁ今はこんな事を考えてる暇はない、この状況を何とかしないと、
生憎携帯は部屋に置きっぱなしだし､､､､皆を呼ぼうにもここからじゃあキャンプ場まで離れてる。
だとしたら……
貴｢こっちよ!!お巡りさん！！｣
｢何っ!?……っ、しまった！！あの女を捕まえろ!!｣
隙を着いて逃げるだけ、
とりあえずこの山のどっかに人が住んでいたはず。
そこまでなんとかｯ……！
◇
貴｢はぁ､､､､はぁ、ｯ……｣
どれくらい逃げたかしら……1時間？いや、2時間……？
もう既に日が登っているから多分2時間以上は逃げているはず。
それにしても執拗いし、私が逃げないようにどうやら人員を増やしてるｯ、私をそんなに捕まえたいのかしらね。
貴｢はぁ……はぁ､､､､｣
試合開始時間は9時から､､､､会場までバスで1時間半以上かかると仮定すると､､､､皆は多分もうキャンプ場を出ているはず。
あぁ、最悪……何とかこっから道路にでないとｯ
運良く試合着は着てきたから身1つでも問題はない。
だけど、2時間以上逃げ続けたせいか服はボロボロの泥まみれ、そして所々傷ができて血が滲んでるし､､､､そして何よりヒッチハイクしても時間に間に合うかどうか、
せめて前半戦始まるまでには戻りたい……
はぁ､､､､リオがいたら何とかなったかもしれないけど
彼は私のお願いで今ロシアにいるからね､､､､何も頼めない。
｢あの女は見つかったか！？｣
｢まだです！！｣
｢早くしろｯ！！｣
いい加減諦めてくれないかな、
貴｢全くｯ……、｣
そんな時だった
――ｶﾞｻｯ
貴｢ｯ!?誰……!!｣
？｢……ｺｯﾁ、｣
貴｢……え？｣
？｢ｺｯﾁ、ﾇｹﾐﾁ ｱﾙ｣
貴｢抜け道？｣
？｢ｺﾉﾐﾁ大丈夫、ｱｲﾂﾗ ﾄｵﾚﾅｲ｣
貴｢……それ、本当？｣
？｢ﾎﾞｸ、ｶｯﾊﾟﾉｽｹ ｳｿ ﾂｶﾅｲ。｣
貴｢河童ノ助君ね、私は紅蘭Aよ。親切にありがとう、貴方を信じて行ってみるわ。｣
？｢ｸﾗﾝｻﾝ ｶﾞﾝﾊﾞｯﾃ ﾎﾞｸ ﾐﾏﾓﾙ｣
貴｢えぇ、ありがとう｣
得体の知れない河童ノ助君
私はとりあえず彼が教えてくれた通り道を真っ直ぐ進むことにした。
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みい - 続きが楽しみです (5月14日 23時) (
レス) @page47 id: 3f138333af (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - この話しすごく好きです。よかったら続きを書いてください (2022年3月30日 16時) (レス) @page11 id: 74fd1d89f9 (このIDを非表示/違反報告)
ルノシ - 続き楽しみです。絵も上手だし、むっちゃ面白いし、最高です。 (2022年3月25日 13時) (レス) @page47 id: 682bf16234 (このIDを非表示/違反報告)
あかや(プロフ) - 辺銀さん、今でも戻ってきて読み返してるぐらい大好きな作品です！！私がイナイレにハマってきっかけでもある作品です。いつまでも更新お待ちしてますので、もし良ければまた更新してくれると嬉しいです！！ (2022年2月2日 1時) (レス) id: eed553f04a (このIDを非表示/違反報告)
リア - 面白いですね❗頑張って下さい☺ (2021年10月5日 11時) (レス) @page27 id: d796aff6e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：辺銀ヽ(･ω･`*) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時：2019年9月17日 2時
