検索窓
今日:8 hit、昨日:24 hit、合計:238,890 hit

彼氏 ページ23

A s i d e






A「お待たせしました。アイスコーヒーです。」


「あ、ありがと。ところで彼氏とか居たりする?」


A「…あ、いやー……居ないです。」


「ほんとに?可愛いのに勿体無いなぁ。」


A「…ありがとうございます。」


「良かったらライン交換しない ? 」





玲於くんを諦める宣言をしてから

約1ヶ月



まだ気持ちが消えたわけでは無いけど


前に進もうって、頑張ってるつもり。




ダイエットしたり

お風呂上がりパックをしてみたり



するとありがたい事によく声をかけられるようにもなった。



正直、慣れてなくて困るけど…






A「いや、あの…ラインはー、」


玲於「すみません。こいつの彼氏、俺なんで。」



そう言った玲於くんに キッチンまで手を引かれる。




A「……あ、ありがとう。」


玲於「嘘でも彼氏居るって言っとけよ。」



わたしの頭に手を乗せながらそう言って

もう ホールに出ちゃった。





なにそれ、ずるい。




玲於くんの優しさが

こんなに苦しいと思ったのは初めてだ









「あれ?また声かけられたの?」


A「あ、店長。はい。ありがたいんですけど慣れてなくて…」


「Aちゃん前よりもっと可愛くなったからかなぁ。」


A「そんなに変わったのかな、わたし。」


「変わった変わった。恋する女の子は変わるんだね」


A「恋……してないと思うんだけどなぁ。」




そう呟きながら

お客さんとお話ししてる玲於くんの姿を眺めている私は


あれ、まだ玲於くんの事、大好きじゃん





.

リベンジ→←まさか…



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (233 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1056人がお気に入り
設定タグ:佐野玲於 , 白濱亜嵐 , 小森隼   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りなg(プロフ) - 2人のその後のお話が読みたいです!! (2019年4月5日 22時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
- 素敵すぎました! (2018年5月27日 15時) (レス) id: 563bc38863 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり - 最高でした (2018年2月24日 11時) (レス) id: f641cbabc6 (このIDを非表示/違反報告)
ピンキー(プロフ) - しおそるとさん» 有難う御座います(>_>)どうか完結までお付き合いください(>_>) (2018年2月16日 12時) (レス) id: bcf85b04bd (このIDを非表示/違反報告)
ピンキー(プロフ) - Katareo0108さん» 有難う御座います(>_>)お楽しみに! (2018年2月16日 12時) (レス) id: bcf85b04bd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ピンキー | 作成日時:2018年1月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。