素直 ページ20
A s i d e
あれから毎日バイトでは一緒だけど
ギリギリの時間に出勤して
終わったらすぐにお店を出て…
屋上にだって一度も足を運んで無いし
私の片想い、
始まりはすごく胸がドキドキして幸せな気持ちだったのに
終わりはこんなにも、呆気ない 。
やっぱりバイト中玲於くんの姿を無意識に探しちゃう癖は治らないし
カッコイイなぁ って思っちゃうし
毎日が幸せなわけでは無いけど
隼くんとラインしたり遊んだり
それなりに充実はしてる。
そして今日もバイトが終わった今、
すぐにお家に帰ろうと思ってたのに…
A「…あ、玲於くん。」
少しバイトの時間が長引いちゃって
みんなすぐに帰らせてくれたから
たまたま玲於くんと釘合わせ 。
玲於「…もう遅いし、送るわ。」
頷いちゃったわたしは
結局まだ玲於くんのことが忘れられていないのかも。
玲於「…なんか、久しぶりだな。」
沈黙の中で 最初に声を出したのは玲於くん
A「そうだね。懐かしい感じ」
“ お前が俺の事避けるから ”
って小さく聞こえた言葉は
聞こえなかったフリ。
A「…玲於くんは、元気にしてた？」
玲於「別に。… 普通。」
だよねー
いつもに増して冷たい気もするけど…
A「…この前はごめんね。」
玲於「もう気にしてねぇよ。確かにおれには想定叶わない相手だし。」
そうだ そうだよね
玲於くんも、わたしみたいに恋してるんだよね
玲於くんの気持ちが痛いほどに分かる
A「わたしもね、もう辞めることにしたの。」
玲於「なにが？」
A「玲於くんを好きで居ること。今この瞬間に、もう絶対に忘れるね。」
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りなg(プロフ) - 2人のその後のお話が読みたいです！！ (2019年4月5日 22時) (
レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
る - 素敵すぎました！ (2018年5月27日 15時) (レス) id: 563bc38863 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり - 最高でした (2018年2月24日 11時) (レス) id: f641cbabc6 (このIDを非表示/違反報告)
ピンキー(プロフ) - しおそるとさん» 有難う御座います(>_>)どうか完結までお付き合いください(>_>) (2018年2月16日 12時) (レス) id: bcf85b04bd (このIDを非表示/違反報告)
ピンキー(プロフ) - Katareo0108さん» 有難う御座います(>_>)お楽しみに！ (2018年2月16日 12時) (レス) id: bcf85b04bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピンキー
| 作成日時：2018年1月28日 21時
