好きな人 ページ39
夕ご飯の時間になり、私は適当に空いてるところに座ると、
今日は目の前の席に坂野上君と一星君の1年生コンビと、両隣はお馴染みの吉良君と灰崎君
ご飯にがっつく円堂君のマネをするかのようにご飯にがっつく坂野上君に思わず笑がこぼれる
貴「ふふっ…！」
一「？どうしたんですか？A先輩？」
貴「円堂君を必死にマネする坂野上君が可愛くて…ついつい笑っちゃったの」
坂「み、みみみ見てたんですか…！？」
貴「目の前に座ってたら嫌でも視界に入るわよ？それに…ほら、頬っぺにご飯がついてるわ、」
と、いいながら坂野上君の頬っぺに付いていたご飯を取ってあげる
その仕草ですら真っ赤になる坂野上君が本当に可愛い…
坂「っ…！……あ、あの……！A先輩って……なんか…お姉さんみたいですね……！」
一「分かります！頼りになりますし、しっかりしてますし……なんと言っても凛としてますよね！」
坂「そうそう！それに、A先輩の恋人になったら絶対幸せになれそうですよね！」
何故か分からないけど
坂野上君のこの一言で
周りが急に静かになった
坂「ど、どうしたんですか…？皆さん？？」
貴「どうしたの？急に静かになって……」
風「え、あ…いや…」
吹「そういや…Aちゃんって……その……好きな人とかいるの…？」
貴「え………」
急な質問に詰まってしまううえに、皆の視線が突き刺さる…
吉「…どうなんだよ…」
灰「……いるのか…？いないのか？」
えっと……
好きな人って言われて思いつくのは
やっぱり
フィディオだけ…
好きっていうか…愛してるんだけど…
貴「……」
皆の視線が突き刺さるからなのか、恋バナが苦手なのか分からないけど…何故か頬っぺが熱くなる
基「どうなんですか…Aさん…」
氷「もしかして…恋人いるとかじゃないですよね…!?」
西「………。」
恋人っていうか…
旦那様ならいたわよ…
"いた"なんだけどね…もぅ私はこの世界の住民
いい加減フィディオのことから離れないといけない
もう考えるのはやめよう。
いつまでも会えない人のことを考えていると前に進めないわ
よし、今日から改めて私の新たな人生の開始、今の私はフリーよ、
貴「残念ながら…恋人も好きな人もいないわよ……悪かったわね…。」
不「…悪くねぇよ…((ﾎﾞｿｯ…」
皆「「ﾎｯ……」」
貴「？？」
ん？？
何故皆そんな安心したみたいな顔してるの？？
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アリス - 作品読みました！はやく花咲さんが撃退されるところ読みたいです！続きとても楽しみにいています(^o^)/ (2020年5月24日 17時) (
レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
辺銀ヾ(･ω･`*)(プロフ) - なづきさん» う、嬉しいです(´；ω；｀)ありがとうございます!! (2020年5月21日 20時) (レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
なづき - ちょいまち……絵上手すぎん？？？ (2020年5月20日 22時) (レス) id: 9a76fbbe31 (このIDを非表示/違反報告)
辺銀ヾ(･ω･`*)(プロフ) - お待たせしてすみません！とりあえず2章のパスワード外しました！3章はもう少々お待ちください！ (2020年3月9日 23時) (レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
辺銀ヾ(･ω･`*)(プロフ) - きららさん» 指摘ありがとうございます!!なおすの忘れてました(´；ω；｀)ほんとに感謝です！！あと応援とコメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月4日 14時) (レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：辺銀ヽ(･ω･`*) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時：2018年12月22日 20時
