episode053 なのに、なぜだか。 ページ6
＊Aside＊
＊＊＊
結羽奈と久し振り(？)にバドをやって、すごく楽しかった！
…でも、途中で絢音がいつも応援してくれたのを思い出して、
私は結羽奈に断って、途中で抜けてきた。
そして、絢音のいる病室の前に行くと、ドアが少しだけ開いていた。
話し声が聞こえる…
これは、絢音と…恭介？
ちょっと申し訳無いけど、のぞかせてもらお。
んー…恭介の横顔しか見えないや…
…なんか、渋い顔してる？
何て言ってるのかな？
恭「……から…慰める…とだ……せて…」
…？
慰める…？
すると、絢音の伸ばした手が少し見えた。
…恭介の手はそこに重なり。
…恭介は立ち上がり。
恭介は見えなくなり、少しだけ動いた布団しか見えなくなった。
私は、恭介のことは友達…いや、親友としか見ていないはずだ。
なのに…
なのに、なぜだか私の心はしめつけられた。
絢音の声が聞こえたが、何を言ってるのかはわからなかった。
…すると、後ろに人の気配を感じる。
蒼「今は、二人きりにしてやってくれ…」
貴「…っ…蒼汰は、いいの…？」
蒼「僕は、絢音が幸せであれば、それだけでいいんだ。
例え僕の想いが届かなくても」
蒼汰は、寂しそうな顔をしてそう言う。
私は、ドアを閉めることしかできなかった。
数分後、ドアが開いた。
恭「二人とも、入っていいぞ」
貴「うん…」
部屋に入ると、絢音は寝ていた。
…よく見ると、泣いている。
すると蒼汰が。
蒼「恭介、お前が泣かせた訳じゃないよな…？」
恭「違う。…むしろ俺は、泣いた絢音を慰めたんだ」
…どことなく重い雰囲気になってしまった。
うーん…
貴「あ、あのさ、絢音寝ちゃってるし、絢音が起きるまで皆でちょっと雑談してよう？」
二人はコクンとうなずき、それから私たちは特別盛り上がりもせず、ポツポツといろんな話をした。
episode054 誰よりも早く→←episode052 少しでいいから。＊絢音side＊
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彌莉椏(ミリア)(プロフ) - ♪もかっぴ♪さん» 本当ですか！？ありがとうございます！！(*´∀｀)れからもか頑張ろうと思います♪ (2015年1月25日 23時) (
レス) id: f0a317ffa6 (このIDを非表示/違反報告)
♪もかっぴ♪ - 読んでみましたが、すごく感動して、涙がでそうになりました……。 これからも、頑張ってください！ (2015年1月25日 22時) (レス) id: 0d9d0af3fd (このIDを非表示/違反報告)
彌莉椏(ミリア)(プロフ) - 睡蓮花さん» ありがとうございます！！私、文才無いですよ…(^ー^;Aでも、楽しんでいただけたのなら嬉しいです♪《*≧∀≦》 (2015年1月18日 19時) (レス) id: f0a317ffa6 (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮花(プロフ) - 遅れましたが完結おめでとうございます♪さすがですね！とても感動しました！次回作も絶対読みます！それと文才分けてください((土下座 (2015年1月18日 19時) (レス) id: 81bacb83e0 (このIDを非表示/違反報告)
彌莉椏(ミリア)(プロフ) - ぱむもんさん» ありがとうございます！！(っ＞ω＜c)こ、こんなので感動していただけのなら嬉しいですっ(*´∀｀)ぱむもんさんが、前作からずっと応援してくれていたおかげで、私もここまで頑張ることができました！(*｀・ω・)b私も文才無いので…一緒に頑張りましょうっ笑 (2015年1月18日 9時) (レス) id: f0a317ffa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彌莉椏(ミリア) | 作成日時：2014年12月13日 18時
