コウサする想い*EH ページ27
*
EH「ドンヘ…」
ケータイを耳にあてたまま声に出てて
DH「ん?」
『えっ?』
目の前にいるドンヘと、
電話越しのAが同時に反応した
DH「電話したんだけど、話し中だったから来てみた」
そう言いながら、
部屋の中に入ってくるドンヘ
EH「あ、あぁ…」
『ドンヘ、来たなら切ろうか?』
ドアを閉めてからドンヘを見れば、
もう勝手にオレのベッドでくつろいでる
EH「A…」
『ん?』
そのまま部屋の中へ入って、
椅子を動かす
ガサゴソしてるオレに気がついたドンヘが起き上がって、
不思議そうにオレを見てる
DH「ヒョク?」
『ヒョクちゃん?』
同時に、なにも言わないオレに、
Aも不思議そうな声を出す
ベッド向きに動かした椅子に座る
ケータイを耳にあてたまま、
ドンヘをジーっと見る
EH「なに、考えてるのか知んないけど…。オレには話してよ」
DH「ヒョク?」
『ヒョクちゃん?』
EH「オレ、頼りない…?」
DH「・・・」
『・・・』
目の前にいるドンヘも、
電話の向こうにいるAも、
黙ったまま…
Aがなにを思って、
「距離を置こう」って言ったのか…
ドンヘが、泣き言も言わないで、
素直に受け入れてるのはなんでなのか…
Aもドンヘも、
こんなときに限って、
オレに相談のひとつもしてくれなくて…
なんか、ちょっと、
EH「…寂しいじゃん」
って、
本音が漏れる
DH「ごめん…」
『ごめん…』
ほら、
こんなときだって、
Aとドンヘはシンクロする
だからさ、
早く……
EH「なんてな(笑。まぁ、気が向いたら話せよ、な?」
DH「うん…」
『うん…』
ほら、
また、シンクロしてる
フッて笑うと、
ドンヘが「ん?」って首を傾げる
EH「じゃあ、ドンヘのこと追い出すから、切るわ。メッセージ、ありがとな。おやすみ、A」
電話を切ったら、
ドンヘがハッとした顔のまま、
固まってた
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作成日時:2015年4月1日 21時