イジワルスイッチ*EH ページ20
*
DH「…んへぇ?」
ドンヘのなっさけない声に、
やっぱり「はぁぁぁぁー」って大きいため息が出た
やっと、第一関門突破…
いやぁ、
第一歩を踏み出した…
って、ところかな
ドンヘがAを“好き”ってことは、
ずっと前からわかってたこと
それは、オレだけじゃなくて、
ヒチョリヒョンもトゥギヒョンも、
ウチのメンバーみんながわかってたことで
自覚してないのは、ドンヘ本人だけ
そんなドンヘに振り回されて〜
ときには振り回されてるフリして〜
公私ともに“ドンへ世話係”なオレは、
気苦労が絶えなかったワケで
DH「A、好き…」
って、
ドンへの“告白”を聞けて、
1センチぐらい肩の荷がおりた
まぁ、だけど、
この“フタリだけの世界”って感じ…
いや、
“ドンへだけの世界”って感じか、どっちかって言うと
それがもうヒドくって!
完全にオレがいること忘れてるよね?
忘れてて“ドンへの世界”に入ったよね?
んで、なんなら、
ちゅうしようとしたよねぇっ?
させるかっ!
オレの気苦労も知らないで、
んな、たやすくちゅうさせるかっ!
“お預け”をくらったドンへが、
「なんでぇ?」って顔してオレを見てて
いつものワンコみたいなきゅーんって顔して見てて
やっぱりちょっといじわるしたくなって、
オレの“イジワルスイッチ”オン!
EH「A」
Aの腕をひいて、ドンへから離す
「…ヒョクちゃん?」
状況が飲み込めてないAが、
不安そうにオレを見る
EH「A、流されるなよ!」
「…えっ?」
DH「…えっ?」
Aとドンヘが同時に発する
はぁー、
いじわるしようとしてもコレだもん…
やっぱり、
Aとドンヘは似た者同士で
結局は“そう”なんだろうな…
だけど、
“そう”確信できるのはもうちょっと先かも…
EH「はぁー、腹減った!髪切ってめっちゃかわいくなったAとフタリで飯行こーっと!」
Aの腕を掴んでる手に少しチカラを込めて、
そのままオレの方に引き寄せた
バランスを崩したAの肩を抱いて、
「まぁ、オレにあわせろって」って小さく伝えた
オレの“イジワルスイッチ”、
まだオフになんてさせるかーっ!
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作成日時:2015年4月1日 21時