ひゃーっほーっ!! ページ47
*
「ひゃっほーっ!!」
隣から聞こえてくる、
とてつもなく楽しそうな声
チラッと隣を盗み見た…
つもりだったのに、
ばっちり目が合っちゃって…
慌てて視線を外そうとした瞬間、
ガツッと右手を掴まれた
ビックリしたままで
抵抗もなにもできないでいると、
「ひゃーっほーっ!!」
さっきよりも大きな声で、
掴まれた右手を高々と持ち上げられた
「ちょっ、ドンへ!」
DH「Aも声出しなよっ!気持ちいいよっ!」
アタシの右手をぎゅっと握りながら
ドンへが笑う
済州の旅が終わる今日
なんとか雨が止んで、
ドンへが借りた赤いオープンカーが
やっと役目を果たせてる
そんな中、やっぱりドンへのテンションは高くて
「ひゃっほーっ!!」って声を上げながら、
両腕を思いっきり伸ばしてる
そんなドンへを横目で見ながら
(羨ましい…)
なんて、思っちゃってたりして…
心の声が読まれたのか、
ドンへが「ひゃっほーっ!!」を強要してきた
それはそれで恥ずかしいもので…
「ドンへ、ちょっと…恥ずかしいよぉ…」
DH「恥ずかしくないよ!だれも見てないしっ!」
そりゃ、そうだけど…
「でも…」
DH「ホラホラ、もうすぐ空港ついちゃうじゃん!」
「……うー」
オープンカーで「ひゃっほーっ!!」とか、
ホントはやりたいっ……
DH「んもーっ!わかった! ヒョク!」
EH「へっ!? えっ!? な、なに?」
DH「ヒョクも一緒にっ!トゥギヒョンは運転中だから、声だけ出してっ!」
LT「はっ?オレも?」
DH「さっ!ミナサマ、準備はいいですかぁー?」
ドンへが得意げな感じで発する
…まったく、準備よくないけど
DH「それではっ、ハナトゥルセッで行きますよー!」
最早、ドンへのテンションに
だれもが抵抗できない状態で…
助手席に座るヒョクちゃんが、
ちらっと振り返って目配せをした
これは…
その、ヒョクちゃんの目配せは…
なんて、
考えてるあいだに
DH「せーのっ、ハナトゥルセッ!」
「「「「ひゃっほーーっ!!」」」」
4人の声が見事に重なった!
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作成日時:2014年9月7日 21時