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大雨のち晴れ ページ44

*
 
結局、そのあとにやってきた睡魔のおかげで

目が覚めたのはお昼過ぎ


4人が揃ったのは夕方近くになってからだった



EH「で、これからどうするー?」

LT「ドンへ、今日はなにか考えてるの?」

DH「へっ?考えてないよー」


「「「・・・」」」


どうやら今日は終日フリータイムらしい


EH「んじゃ、どうする?」

DH「んー、散歩でも行く?」

LT「この大雨の中?」

DH「あー、じゃあ…、映画行こ」


「「「済州まで来て?」」」


3人の揃った声に、きょとんとしてるドンへ


DH「どしたの?」

「…映画、行こっか」




と、いうわけで

今朝のヒョクちゃんの願いも空しく

大雨となってしまった今日は映画へ




ウネがポップコーンやらなにやらを買いに行っているあいだ、

ジョンスオッパと静かに待つ


LT「さすがに、人少ないね(笑」

「この雨だもんね(笑」


LT「映画館ってホント久しぶりだなぁ」

オッパがフライヤーを手に取りながら小さくつぶやく



「オッパ?」

LT「うん?」


オッパがフライヤーを棚に戻して、

アタシの隣に座る



「アタシって雨オンナかな?」

LT「え?なに急に?(笑」



ヒョクちゃんとの今朝のやりとりを話してみた


どうしても、

ヒョクちゃんの言葉が気になったから…



LT「ヒョクチェがそんなことをねぇ…。だけどA、それは“雨オンナ”って意味じゃないでしょー」

「やっぱり、そうゆう意味じゃないよね」

…まぁ、わかってはいたけど



LT「ヒョクチェの言う意味、なんかわかるなぁ」

「オッパ、わかるの?」


LT「うん、だけど…、“大雨のち晴れ”って感じかな?」

「お、大雨っ!?」


オッパがフッと笑う


「どうゆう意味?」

LT「どうゆう意味だろうね?(笑」


オッパの視線がアタシを通り越す


オッパの視線を追うように振り返ると、

ドンへとヒョクちゃんが

両手いっぱいにアレコレ抱えて戻ってくるところだった



LT「A、雨って好き?」

「え?うん…、キライじゃないけど。まぁ、降らない方がいいよね…」


LT「じゃあ、大雨は?」

「大雨は、やっぱり憂鬱だなぁー。出かけるの面倒だし」


LT「うん。じゃあ、晴れは?」

「そりゃ、もちろんスキだよ。スッキリした気分になるし」



フフッと笑ったオッパが立ち上がる


LT「そうゆうことっ!」



そのまま、オッパの手が伸びて

アタシの頭をポンポンする



ヒョクちゃんの言葉にプラスして、

オッパの言葉の意味も考える…

大雨降って…→←雨のち晴れ



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設定タグ:SUPERJUNIOR , ドンへ , ウニョク   
作品ジャンル:ラブコメ
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作成日時:2014年9月7日 21時

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