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絡まる記憶の糸*01 ページ35

*
 
ふぅ〜ん…


なんか、

ぬくぬくしてて心地いい〜



なんだろう…?



脳内が働きはじめて

寝ていたことがわかる



目を開けると…

視界は真っ暗


いや、正確には

黒いもの…




って、言うか…


「ちょ、な、なんでっ?」

寝起きとは思えないぐらい、大きい声が出た



「……ぅぅん、…っさいよぉ」

目の前の黒いものが

もにょもにょ発して

もぞもぞ動く



黒いもの…


なんで!?

なんでーっ!?


どうして、

ドンへにぎゅうってされながら寝てるワケ?




ドンへの逞しすぎる腕から逃れようと

ゴソゴソもがく


だけど、

もがけばもがくほど

ドンへのチカラが強くなる



DH「…んも、もうちょっと寝ようよぉ…」

寝起きの掠れ声でドンへが言う



いやいやいやいや


そんな、あま〜いカンケイじゃないしっ!



「ちょっと、離してってば!起きてってば!」


ドンへの胸をバンバン叩くと、

その手をガシッと掴まれた


DH「……朝から元気だねぇ。もう、起きる?」


とろーんとした目のドンへと視線が絡む



だーかーらっ!

近いんだってばっ!


もうすぐ鼻先がくっつきそうな距離に

カラダを離そうとするけど、

背中に回ってるドンへの手のせいで動けない…




DH「…気持ち悪くない?」

「へっ?な、なにが?」


ドンへの突然の問いに

なんだか焦っちゃったり



DH「ん?昨日のこと、覚えてないの?」


えっ?

アタシ、なんかしちゃった…?


「あ、あのぉ、なにか粗相を…?」

DH「ううん、大丈夫。だけど、オレの前だけにしてよねー」


そう言いながら、ニヤッと笑うドンへ


だーかーらっ!

なにをしたのよ、アタシはっ!




記憶の糸を辿ってみる


だけど、

複雑に絡んだアタシの記憶の糸は解けない…





DH「ぅんっ、んはぁぁぁーっ」


アタシのカラダを離したドンへが

大きく伸びをする




DH「はぁー、久しぶりによく寝れたぁー!Aと一緒だったからかなぁ」


寝起きにもかかわらず、

必殺ドンへスマイルを浮かべる



DH「よーしっ!起きるかぁー!」


ドンへの声が一段と大きくなった


ドンへがもぞもぞ動くから、

そのままベッドから出るのかと思ったら…


また、

ぎゅうされる



「…っ! ちょっと…」

DH「A」


抵抗しようとしたら、

すぐにドンへに遮られた




おとなしくぎゅうされたままでいると、


DH「A、荷造りしといてね?」




甘く囁かれて

オデコにちゅうされた……

…02→←ふわふわ〜



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設定タグ:SUPERJUNIOR , ドンへ , ウニョク   
作品ジャンル:ラブコメ
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作成日時:2014年9月7日 21時

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