最強83ライン*01 ページ31
*
ど、どうしようっ!?
逃げなきゃっ!
隠れなきゃっ!
玄関から聞こえる声を聞いて
アタシの中の警戒レベルが最大級
危険を知らせる警報音が
脳内に響き渡ってる
ど、ど、どうしよーっ!?
って、
アタフタしてたら…
「いるのはわかってんだから、逃げも隠れもできねーぞっ」
まるで
アタシのココロを読むかのような声が背後から聞こえる
「べ、べつにっ、逃げも隠れもする意味ないしっ!」
動揺を隠しつつ、
振り向き様に言ってみたら
「どーだかなっ!」
と、
ニヤッと
意味ありげに笑うヒニム
と、
魂を抜かれたような
意気消沈してるウネ…
を、
両脇に抱える
ジョンスオッパ…
「・・・・・」
なに、
このシュールな感じ…
HC「座れ!」
そう言いながら、アゴをクイッと動かす
身に感じる圧力…
黙ってソファーに座ろうとすると、
HC「ヤー!そこはオレだろ!オマエらは床で十分だっ!」
へっ?
床!?
コレは、
思ってる以上に
相当ご立腹…?
言われるがまま、床へ…
言われてないけど、正座…
LT「ヒチョル、そこまでしなくても…」
HC「ヤー!オマエらもさっさと座れ!」
ジョンスオッパの言葉をムシして、
ヒニムがウネに座るよう大きな声を出す
ヒニムの声で
ウネがさささーっと静かに動いて
アタシを挟んで
同じように正座した
ヒニムは
なんだか誇らしげな表情でアタシたちを見ながら
ドカッと足を組んでソファーに座る
その横に
ジョンスオッパが
両膝をくっつけて姿勢正しく座る
この相対する83ラインが
いまからなにをしようとしてるのか、
なにを言おうとしてるのか、
わかるような…わからないような…
ヒョクちゃん、
アタシ、
ドンへ、
3人並んで仲良く正座…
あっ、仲良くないか…
うねは絶賛
けんかちゅうだった…
だから…?
LT「足、崩しなよ…」
HC「ヤー!そのままだ!」
LT「いや、正座じゃなくてもー」
HC「両腕おろさせてるだけで十分だろーがっ!」
ジョンスオッパの優しさを、
ピシャッと突っぱねるヒニム
アタシたち3人にとって
絶対83ラインのフタリが、
このあと
なにをしょうと
なにを言おうとしてるのか……
仲良く並ぶ3人が
仲良く同時に
ふぅーっと小さく息をついた
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作成日時:2014年9月7日 21時