3、鼻血 ページ3
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「え、ちょ、今日の服かっこよすぎない…?」
久しぶりの外でのデートで気分が上がってるのか否か。
おかしいないつもかっこいい筈なのに。
それにしても暑い。暑すぎる。
「かっこいい…好き…かっこいい…」
呪文のように呟くから怖い。恐怖を感じた。
「あ、ありがと」
「ぎゃあ!鼻血!鼻血出てきた!」
「うっさいよお前」
話を遮られたと思えば叫び出すしほんとクレイジーだ。
と、ティッシュを渡しながら思う。
いきなりすぎるよな。俺がかっこよすぎて興奮して鼻血出したのか?
「今日の気温いつもより高いからだ。はー、白い服なのに汚しちゃったよしかも上」
今日は一日中くもりで寒くなるって予報だったから予想外だった。
そして念の為に着てきた上着は行き場がなく手に持ってる。
「ほら、これ。暑いと思うけど」
「いいの!?わざわざごめんね」
「いいよ。暑いし元々決めてたからショッピングセンターにずっといよう」
上着を肩にかけてあげたら丁度よく鼻血がついたところが隠れた。
オールオッケー(?)
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作者名:美恋 | 作成日時:2020年6月5日 18時