幼馴染と無気力と。【月島蛍】

第8話 ページ12

日向「はい！おれっ！「俺がやる！」」

…うん。


見事に日向と影山かぶってるねwwww

日「おれだ！」

影「あぁ！？俺だよ！」


『…はぁ。わかった。めんどくさいなぁ、、一人5本ずつね。』


月「A。大丈夫なの？フラッシュバックして倒れても知らないからね？」



『…蛍。うん、大丈夫。』



…あれが再現できればいいけど、



『…じゃ、まず日向ね。さっきの速攻のタイミングで入ってきてみて。


トスは私が持って行くから。』



日向「おう！…っとその前に名前！名前教えろ！」


『…如月A。』


日「おっけー！Aな！」



…凄い煩い


『…早く立ち位置に立って。どなたかボール出し、お願いします。』



『ふうっ…』


私は全コートを見渡すように自分の集中力を上げた。


『…うん。いける。』



あ、ボール出しは田中さんがしてくれるそうな。



田「おーい、投げるぞー！」


『…はい。あ、高めにお願いします。』



ポーンとボールが私の頭上にやってくる。



日向が走り出す。



そして私はそれを日向の最高到達点へ持っていった。



ビュンッ…バシッ！



「おっ？おおおぉ！？スゲーっ！」



「なんだべ？今の！？」



日向「さっきの影山よりもスゲー！A！お前、スゲーな！」



影山「おい、お前、なんでこんなことができる！？」


立て続けにみんながそう言った。


ただ例外がここに。

月「あーあ、あんなに派手にやっちゃって。」




『あ、あー…えーと、うん。できたね。』



…でもやっぱりあの感触、私はあれが好きだ。



日「A！もう一回！」


『…やっぱり変更。疲れるから一回だけ。
次、影山。』



日「えぇ〜なんでだよー！ちぇー」


『…お前は普通の速攻でいい？影山？お前は日向みたいに飛べないから。』



影「あぁ。わかった。」

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