ただの恋 (ページ48)

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『運転ありがとう～』

ウニョク『んー』

ウニョクさんの家到着

ウニョク『どうぞ、』

やばい、緊張

『お邪魔します』

中にすすんでいく

『うわ、やっぱ広いね芸能人宅』

いい匂いするし、
絶対うちより綺麗。。。

ウニョク『Aも芸能人じゃんw』

『そうなんだけど、』

、
、
、

『ドヨンくん来る前に作っとかなきゃね』

ウニョク『なんか手伝う？』

野菜の準備しなきゃいけないから、、

『レタスむいてください！』

ウニョク『はい～』

『ネギ～微塵切り』

鍋に入れる具材の下準備

ウニョク『坦々鍋ってオリジナル？』

『いや、坦々鍋の素みたいなのが売ってて、
ってことは家でも作れんじゃないかなーって
作ったのがきっかけ』

ウニョク『すごい、料理できる人って感じ』

『なんとなくだけどね、美味しいか分かんない』

こんな適当みたいな料理を出していいのか
今更不安になってきた、、

『ウニョクさん料理しないの？』

ウニョク『俺ラーメン作るの上手いよ』

『ほんと？w ラーメンに上手いとかあるの？w』

ウニョク『本当ほんとw 今度作ってあげるよ』

『えー、やったー！w』

今度って事はまた家にきてもいいのかな、
それか仕事現場？とかで？

ウニョク『ねぇ、』

手を止める彼につられて

私の手も止まる

ウニョク『ヒョクチェって呼んでくれないの？』

『、ごめん、収録中の呼び方抜けなくって、』

ウニョク『謝ることじゃないんだけど、、』

『呼ぶ、ヒョクチェって』

ウニョク『うん、』

私は本当は多分気付いてる。

彼が本名で呼ばせたがる意味

私のライブのためだけに日本にきてくれた事

芍薬の花、

シートベルトをしてくれて、

私だけだよと言ってくれた訳

でも自分から確かめるのは不安で

もしそうじゃなかったらって思うと

｛ピンポーン｝