ただの恋 (ページ47)

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47(EH)君とだからページ47

EH side

スーパーに到着し

食材選び

A『何食べたい？』

正直Aが作るならなんでも食べるけど、、

『何かオススメある？評判が良かった料理』

作ってって言ったのは俺なのに、、

A『なんだろうな～、坦々鍋。
坦々麺の麺じゃなくて鍋バージョン』

『それが良い、食べたい』

A『ほんとっ？じゃぁそれにしよっか。
お鍋に入れて好きな食べ物ある？』

『えのき』

2人で手早く食材を選んでいく

いつもならスーパーでのただの買い物

思い出にもならないはずなのに、

彼女となら全てを覚えていたくなる、

、
、
、

買い物が終わり

スーパーを出る

A『私ちょっとあそこ見たい』

そう言って指を指したのは

スーパーの向かいにあった雑貨屋さん

いつからあったんだろうか、

たまにくるけど気づかなかった。

そこにあるのに、

1人じゃ、絶対に見つけられなかった

『うん、いいよ』

二つ返事で受けた

可愛いと言いながら見ているのは

星がモチーフになっているものばかり、

『星好きなの？』

A『うん！星だと必要なくても買っちゃうこと結構ある』

A『でも最近買いすぎてるから、』

そう言って彼女が棚に静かに置いたのは、

紫陽花に星を降らせた模様のキャンドル