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EHside


控室に戻ると


イトゥク『どうだった?怒ってた?大丈夫?』


『大丈夫だったよ、全然怒ってなかった、むしろ共感すらしてくれて、、、』


イトゥク『まぁこう言うこともあるよ、次から僕も気をつける』


シンドン『ウニョガ〜早く着替えないと置いて行くぞ〜美味しい店予約したのに、全部俺の胃袋の中に消えるぞ〜w』


こういう時、メンバーがいて良かったなと心底思う、
食い意地張ってるようで僕を気遣った言葉、ヒョンの優しさが胸に染みた


『お待たせ、行こ!』


会場の構成上、客席を通らないと出口に行けなくて、
『リハーサルをしているから静かに行け』とマネージャーに言われる


ステージにはさっき韓国語で優しく話してくれた彼女がいて


聴こうとしなくても聴こえる綺麗な歌声と
日本語の勉強をしてるから少しは理解できる感動的な歌詞があった


思わず足を止めてしまった


ドンッ


リョウク『ちょっと!ヒョン!急に止まらないでよ』


『、、、あ、ごめん』


もうちょっと、もっと、聴いていたい
お願いしたら聴かせてほらえないかな、、、
いや、時間押して迷惑かけたばっかだし、


『聴いてたらダメかな、、?』


前に歩いていたマネージャーに聞いた


マネ『え?えぇぇ、、、、』


キュヒョン『ヒョン気持ちは分かるけど、自分でお金払って聴きにきなよ、』


『そうなんだけど、、、』


今聞きたい



雰囲気で分かったのか女性が


〇〇「Will you listen if you like?」


ドンへ『良かったら聞いていく?だって』


『え!聴く!聴きたい!!Yes!!』


〇〇「Please sit in a vacant seat」


ドンへ「Thank you」


ドンへ『空いてる席にどうぞって』


女性はお辞儀をしてスタッフと日本語で話し出したので、本当は日本人だと言うことがすぐに分かった、


シンドンヒョンとトゥギヒョンとリョウクとシウォンはお腹が空いてるからと先に店に行ってしまった





♪目にかかる髪の毛と掻き分けた指
壊れそうでどこか寂しげな背中

頼りない太陽を滲ませながら
微笑んだその横顔見つめていた

いつの間にかその全て
視界に入ってくるの
心が波打つ痛みに
どうして気づいてしまったの

あなたを探してる
隠した瞳の奥で
誰にも見せぬように
行き場もなくて、彷徨いながら

あなたと見る世界は
いつでも綺麗だった
空には一つだけ
淡く光る小さな星が残ってる

痛くて苦しくて
それなら見えないように
どこかへ飛んでいけ
そう思うのに♪

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作者名:ぼっかるだ | 作成日時:2020年2月11日 20時

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