ただの恋 (ページ2)

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EHside

今日は大阪SSの最終日、別れるのが惜しいし、
この楽しい空間が終わってしまう事が悲しい。

イトゥク「みなさん！ありがとうございましたー！」

みんなで手を繋いでお辞儀をする

トゥギヒョンとリョウクは先にはけてしまったけど、
最後と言うこともあり、残りのメンバーで客席に手を振り続ける。

「みなさーん！ほんっとーにありがとうございましたー！」

なかなか戻らないことに見かねたトゥギヒョンが手を振りながら帰ってきて観客が沸く

サービスかな？と思ったら耳打ちで

イトゥク『ウニョガ、この後違うアーティストの方がリハーサルするんだよ、もう時間も押してて控室で待ってるみたいなんだ、ある程度挨拶したら早めに戻っておいで』

やばいと思った

僕等も仕事柄こう言う時に待たされることはあるものだけど、ずっと待たされるとストレスも溜まってくるし、、、怒られても仕方ないと覚悟した

「みなさん！気をつけて帰ってください！おやすみ」

その言葉を最後に舞台袖にはけた、

裏にはトゥギヒョンが待ってた

『ヒョンごめん、』

イトゥク『大丈夫、僕もちゃんと伝えてなかったし』

2人で戻るとき、トゥギヒョンだけ違う所で曲がろうとした

『ヒョン、控室こっちだよ』

イトゥク『あー先戻ってな、僕ちょっとだけ、、、誤ってから戻るから』

『なんでヒョンが、ヒョンは早めに戻ってたのに、俺が、、俺が誤ってくるよ』

『ヒョン先戻ってて』

そういうとトゥギヒョンは僕が行くと言ったけど納得しない俺をみて、戻っていった。

息を整えて、ノックをする

「失礼します、僕達のライブが長くなってしまって、リハーサル、、、ク、、、お待たせしてしまい、すみません」

田代「いえ、わざわざ来てくださり、ありがとうございましす。新井も気にはしていないので、謝らないでください」

A『韓国の方ですか？』

『え、あ、はい。そうです』

A『あ、喋り方で、分かりました、
大丈夫です。最終日だから出来る限り一緒にって気持ち分かります。私もしますしw 気にしないで下さい』

コンコンッ

スタッフ「おまたせしました！リハーサルの準備できました！宜しくお願いします！」

A『じゃぁ、失礼します』

お辞儀をして彼女は颯爽とステージに向かった

名前もしらない彼女の後ろ姿は廊下のライトのせいなのか、光に縁取られていてとても綺麗だった。