月読みの二人 vol.3 side changmin ページ22
ｾｱ「ｱｯﾊﾟお帰りなさい」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ただいま。」
仕事から戻ると出迎えてくれたのは
ｾｱと息子二人。
ﾁｬﾝﾐﾝ「ｵﾝﾏとﾉｳﾙは？」
ｳｼﾞｭ「喧嘩」
ﾁｬﾝﾐﾝ「え？！」
ｾｱ「違うのｱｯﾊﾟ！ ﾉｳﾙが」
玄関まで聞こえる二人の声。
内容は大体把握出来た。
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊｱ…またですか」
A「なんで買う必要があるの！ ﾉｳﾙはﾁﾏもﾄﾞﾚｽも持ってるじゃない！」
ﾉｳﾙ「だってﾐﾚｲだけ新しいﾁﾏ買うなんてｽﾞﾙい！」
A「ﾐﾚｲは持ってないでしょ！」
ﾕﾉﾋｮﾝと美月さんの結婚式に着る衣装のことで揉めてるな。
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾉｳﾙ。」
不服そうなﾉｳﾙをｾｱたちと一緒にお風呂へと追いやり、僕は夕飯にありついた。
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾉｳﾙにも困ったものです。ｲﾍﾞﾝﾄがあるたびにこの調子。ったく！ 誰に似たんだか！」
A「ﾁｬﾝﾐﾝでしょ？」
なんで僕？！
A「これが欲しいって思ったら、後先考えずにすぐ買っちゃう。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「心外ですね！ 僕が一体何を」
A「それ」
それ？
ﾁｬﾝﾐﾝ「あ…」
指指された紙袋の山。
最近、近所に出来た子供用品のお店。
見るだけと仕事帰りに寄ったら
僕の心をくすぐる品ばかり！
ﾁｬﾝﾐﾝ「あ、あのねｯ！見て！ｺﾚ！ ﾐﾚｲにぴったりだと思いませんか？ こっちはｳｼﾞｭとﾃﾔﾝの」
A「無駄使い」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…ﾊｲ。ごめんなさい。」
その微動だにしない君の瞳には敵いません。
A「ﾁｬﾝﾐﾝがそんなじゃﾉｳﾙに注意出来ないでしょ？」
ごもっともです。
A「ｺﾚは実家で預かってもらうね。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「え？！」
せっかく買って来たのにぃ？！
A「今渡す訳にはいかないでしょ？ 折を見てｱｯﾊﾟからって渡すから。早く食べて！ もうすぐﾉｳﾙがあがってきちゃう！ ｺﾚ、持って行って来るから、ﾁｬﾝﾐﾝちゃんとﾉｳﾙに注意してよ？」
紙袋をごっそり持っていそいそと玄関を出て行った。
入れ違いにﾘﾋﾞﾝｸﾞに戻って来た子供たち。
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾉｳﾙ、こっちに来なさい。」
ﾉｳﾙ「…ﾊｲ。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「いいかい？ﾉｳﾙ」
こうして
賢い妻のお陰で
僕の父親としての威厳は
保たれている。
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ラッキーアイテム
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ます - 更新楽しみです！ (2014年1月27日 17時) (
レス) id: 3c126a4ac1 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ますさん» 少しだけ更新しました♪ (2014年1月12日 18時) (レス) id: ee7dd8339f (このIDを非表示/違反報告)
ます - お、お、お、続きがあーー！ (2014年1月12日 11時) (レス) id: 3c126a4ac1 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ますさん» うんうん(>_<) 早く仲直りしなきゃ！ (2014年1月12日 1時) (レス) id: ee7dd8339f (このIDを非表示/違反報告)
bubu - みなさん» はじめまして♪てか、ﾕﾉくんの結婚式なのに何やってんのこの二人は！ですよね(笑) (2014年1月12日 1時) (レス) id: ee7dd8339f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年2月10日 9時
