story 28 どうして？ ページ35
リヴァイside
俺は目の前の光景を見て
動けなくなってしまった
すると、巨人がこちらに向かって
突進して来た
リヴァイ「嘘だろ？」
俺は思わず、身を屈めた
しかし
リヴァイ「え？」
巨人は俺を襲わず、通り過ぎて行った
どうしてだ？
しかし、そんな事を考える暇さえなく
巨人が進んだ方には
A達がいることに気がついた
リヴァイ「くそっ！
無事でいろよ！」
その時俺は無事でいろよと思ったことに
疑問を抱いた
俺がA達がいたであろう場所に
到着する頃には
巨人はもうそこにおらず
蒸発しかけている巨人の死骸と
吐き出された兵士達と
誰の物とも言えない腕が
これでもかと転がっていた
リヴァイ「‼︎」
主翼側の方に血痕が続いている
負傷者が出たのか
気がつけば俺はそっちに向かって
馬を走らせていた
走ること五分
ぱあああああん
撤退を知らせる煙弾が上がった
とりあえず俺は
別の班を探したのだが
全く見当たらなかった
俺は煙弾を撃ったが
周りには少ししか、煙弾が上がらなかった
「リヴァイ！」
後ろから声がする
ハンジ「リヴァイ！」
リヴァイ「クソメガネか」
ハンジ「他の班員は⁈」
リヴァイ「…」
ハンジ「そうか…」
リヴァイ「お前の班は」
ハンジ「残ったのは私とAだけだよ」
リヴァイ「そういやAはどこだ」
ハンジ「…」
リヴァイ「どうした、生きてるんだろ？」
ハンジ「そ、それが…」
ハンジゆっくりと荷馬車を指差した
俺は速度を落とし、荷馬車に近づいた
そこには
A「ううううううっ」
苦しそうに唸るAがいた
リヴァイ「大丈…‼︎」
次に俺の目に飛び込んできたのは
肘から下がない左腕だった
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五十嵐 リーシア(プロフ) - いつも読んでます。面白かったです。頑張ってください！ (2014年1月26日 9時) (
レス) id: 9d3c470add (このIDを非表示/違反報告)
基山アユミ(プロフ) - とっても面白かったです!!これからも頑張って下さい!!この作品大好きです!!頑張って下さい!! (2014年1月14日 22時) (レス) id: 4dc2f58cbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：郡美麗 | 作成日時：2013年12月27日 17時
