未来への扉 (ページ7)

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その夜もまた仕事に行き、無茶苦茶に抱かれ、少しだけ仮眠をとってから朝の仕事に向かう。

その日は配達に時間がかかってしまい、急いで帰ろうとして危ないからと

いつもは通らない裏道を通ったのが間違いだった。後ろから声を掛けられて振り向くと

ガラの悪そうな男の人が2人、不敵な笑みを浮かべながら近づいてきた。

聡「…あの、何か…？」

① 「君さ、可愛い顔してるよね？」

聡「へ？」

② 「ねぇ、俺たちと一緒に遊ぼうよ」

聡「いえ、僕急いでるんで…」

① 「僕…って君男の子？見えないなぁ」

② 「逃げるための嘘だろー、まぁ男でも女でもどっちでもいいや。」

聡「いや！やめて！離して！」

そう言うと、僕を無理矢理引っ張って連れて行こうとする。

まだ暗い早朝の時間、助けを求めようにも誰もいない。

必死に抵抗するけど、大人の男の人にかなうわけなく

近くの公園に引きずり込まれそうになったその時だった。