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そのあと、風磨さんもマリウスを連れてきてくれた。
マリウスは僕の顔を見ると大声で泣いた。
そんなマリウスを抱き締める僕たちの様子を
二人は微笑ましそうに見ていた。
病院のみんなの懸命の治療で僕は退院する日が決まった。
病院にいる間、僕はずっと考えてたことがあるんだ。
それは、これからのこと…マリウスのこと…
多分、未成年の僕たちは施設に行くことになるんだろうけど
マリウスにとっての幸せって何だろう…
ずっと考えてて僕が出した結論がある。
退院する前にちゃんと伝えなきゃ。
そう思い退院する前日、健人さんと風磨さんに来てもらった。
あるお願いをするために…
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作者名:greenrose | 作成日時:2021年8月16日 21時