６０ ペナルティ ページ14
『確かに直接的な依頼を持ちかけたのは政府。
じゃあそれを提案したのは誰？ 』
「え……？」
『異能特務課、聞いたことあるでしょ？』
敦は其の名前に驚いた
確かに知っている 組合抗争で太宰が訪れていた
『四年前、私がポートマフィアから抜けた後、特務課が身元引き受け人になっていた
理由は……“私の監視″』
「え……」
無理もない。
こんな少女の監視なんて……誰も予想できないだろう
『私の【盟約主従】の内容、話したよね』
「確か、お互いにアッシェンテと云い合って、ルールを決める
破ったらペナルティがかせられる」
『そう。つまり、ルールは破れる……でも、ペナルティは″絶対“
どんなことでも可能なの』
「え……つまり……」
『人殺しも他人を操ることも、ポートマフィアも特務課を利用することも世界を滅ぼすことも。
勿論、ペナルティの内容規模によって負担は大きいけれど』
世界を滅ぼす＿＿そうしたら間違いなく死ぬ
「ポートマフィアの事が頭に入ったAちゃんが危険な事をしないように見張ってたってこと……？」
『そう。
そしてまた私はポートマフィアに戻ることになった。
此の教室に恨みを持つことが解った特務課は見張りをつけた
“ペナルティすら無効化する太宰″をね』
確かに安吾は私を娘と見ていてくれたのかもしれない
そうだと信じている________
「Aちゃんそんな恐ろしいことするの……？」
『流石に世界は滅ぼさないからね。』
真っ青な顔で聞く敦を軽くあしらう。呆れた顔でやれやれと首を振れば、長いため息が聞こえた
「二人とも何話してるの……？梨花も仲間に入れてほしいなぁ」上目
隣で困ったように笑う敦の腕を、逃げないように捕まえる
梨花の右腕は赤羽君に絡んでいる
赤羽君は鋭い視線で私をにらむ
彼は私が藍達Aと疑っているのだろうか
其れとも別の意図でもあるのだろうか
『んー？勉強の事を話してたんだよ
進学校だからやっぱり難しいねって』
「何それぇ……梨花達のこと……バカにしてるんだぁ……うええん」
えっいきなり嘘泣きし始めましたよ
「あれ梨花ちゃんどうしたの！？」
「梨花どうしたんだ！」
次々と人が集まってくる
「アンさん！梨花さんに何を云ったんですか！謝りなさい」
また此れか。
何も聞かずに謝れと迫る教師
がっかりだよ……殺せんせー、救いようがないほどクズだね
ー
インフルエンザでしたー！どうりで所々痛かったわけだ
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なめまじょ - え、終わり！？もしかして、後は想像してくださいってこと…！？続きみたい…！！ (2021年9月24日 21時) (
レス) @page44 id: ab1b3a503c (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ - 続きがすごく気になります！続きを書いてくれると嬉しいです！！ (2019年6月9日 19時) (レス) id: ba8b81f396 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - これで終わりですか？続きが気になります！ (2019年3月28日 23時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - すごく続きが気になります！！ (2019年3月13日 5時) (レス) id: 43ee44b6d1 (このIDを非表示/違反報告)
桜@WT、ヒロアカ轟、上鳴、響香推し+爆豪 - ここで終わりですか!!??出来たら続き書いて欲しいです！ (2018年8月17日 7時) (レス) id: 2ad03850a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み〜 | 作成日時：2017年1月18日 15時
