59 人間失格 ページ13
××A目線××
「Aちゃん、難しい顔してたけれど、大丈夫?」
敦が心配そうな顔をする
太宰と中也は烏間と今後のことを話しているらしい
『あーうん。演技してて肩凝った。』
スマホを取り出して弄る
敦が覗き混むが
「なっ…何これ……! 」
『んー?盗聴器をスマホに繋げてみました』ドヤッ
「ドヤ顔しない!」
いつの間にか敦がくにっきーと同様のスキル持ち合わせていたことに驚き←
いつ取り付けたか?
勿論、席につくために
「最早太宰さんと比べられるほどゲスイよね。
意外とAちゃんって性格悪い」
『人間失格ならぬ、美少女失格』
「うん。……うん?」
敦が私の言動をもう一度思い出しているが……
其れはともかく
『そういやさ、うちの
「まず突っ込ませて。色々と可笑しいから」
此れ以上云うと太宰と学校生活を送ることを心の底から羨む僕ちゃんが羅生門で殺りに来ちゃうからね
「あっ話は変わるけれど…なんで政府はポートマフィアに依頼なんてしたんだろうね」
『簡単な話。保険よ』
「保険?」
イマイチ状況把握が出来ていない敦
周りに誰も居ないことを確認する
『そ。
子供に
何せ……暗殺者の頂点に立つ死神だった男だよ』
「其は……僕も聞いてるよ」
『黒歴史だけれど……まぁ闇の世界に居た“私達"は知っているわけだ』
もう何年も前の話だ
双黒と呼ばれる前……まだ太宰が幹部と呼ばれてなかった頃
『人を救う側になった黒社会最強の頭脳を持つ太宰
其れだけでは足りない。"実行者“が居る
其れが中也。元相棒となればお互いの弱点も知っているからね』
「えっと……殺せんせーを殺すために黒社会……死神を知る男、つまりポートマフィアを利用したい
安全に合理的に……」
『ポートマフィアを利用して殺れば、政府は“ポートマフィアを利用する力を持つ"と他国に示せる
今のポートマフィアはどんなところにも根を張るからね』
政府にはこの状況、良いチャンスなのだ
「でも……本当に其れだけ?」
いつの間にか、あのヘタレ君は鋭くなっていた
流石は太宰が指導者のことだけある
『賢い子は嫌いじゃない。いいよ、教えてあげる』
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なめまじょ - え、終わり!?もしかして、後は想像してくださいってこと…!?続きみたい…!! (2021年9月24日 21時) (レス) @page44 id: ab1b3a503c (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ - 続きがすごく気になります!続きを書いてくれると嬉しいです!! (2019年6月9日 19時) (レス) id: ba8b81f396 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - これで終わりですか?続きが気になります! (2019年3月28日 23時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - すごく続きが気になります!! (2019年3月13日 5時) (レス) id: 43ee44b6d1 (このIDを非表示/違反報告)
桜@WT、ヒロアカ轟、上鳴、響香推し+爆豪 - ここで終わりですか!!??出来たら続き書いて欲しいです! (2018年8月17日 7時) (レス) id: 2ad03850a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み〜 | 作成日時:2017年1月18日 15時