【w.r.w.r.d.！】愛してるよ、みーにゃ！【男装女子】

１４話 ページ16

･mi-nya_kspr



《○ブライブ！黒髪の子の写真》



今日は○ブライブ！の子に挑戦してみました！顔だけだけど許してね(＞＜)




数秒前




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よし、投稿完了。いい感じに撮れたんじゃないかな？？
そうと決まれば急いで着替えよう。もうすぐで午後4時になってしまう。


私は急いでカラコンとメイクを落とし、ウィッグを被り、かっこいいパーカーにジーンズを履いて外へ出かけた。休日にまで男装をしたのは久しぶりだな。いつもはコスプレしたあと、女姿でダラダラしてるし、日曜日は女姿で買い物してるし。
髪の毛ズレてないか心配になり、持ってきた手鏡を見ながら髪をいじる。


そんなこんなで歩いて30分後、まあまあ大きい一軒家にたどり着いた。ここがトントンの家だ。私は家のインターホンを鳴らし、返事を待つ。


tn「はい」

『三波です』

tn「待ってたで、ドア開けたるな」



声はそこで途切れ、少しすると家のドアがガチャっと開き、トントンがでてきた。


tn「いらっしゃい」

『失礼しまーす』


私はトントンに連れられ、家の中へと入る。リビングであろう場所からは、トントンのお母さんが出てきて「いらっしゃい」と笑顔で迎えてくれた。

トントンの家に来るのはいつぶりだろう。3ヶ月ぶりくらいかな？
トントンの後に続いて2階にあがり、部屋へ入った。


sho「おー光希、来たか！」

『遅くなってごめんね』

sho「ええって、ええって！ちょうど今バ○オハザードで死んだら罰ゲーム＆即交代大会やってるんや！光希も入りや！」

『お、楽しそう、分かった』


目の前ではゾンビのようなものから必死に逃げている鬱の姿。「うぎゃ〜」「いや〜」など不気味な奇声を上げて逃げ回っている。


ut「うわああっ！捕まった！！」

tn「ほら、頑張って離れて」

ut「んんんんん〜〜…あああ無理やったぁ…死んだぁ」

sho「はい罰ゲーム〜ケツシバキ〜」

ut「またぁ？だんだん罰ゲーム考えんのめんどくなってるやろ？」


シャオロンは鬱の尻目掛けて孫の手でバシンと叩いた。


ut「いたぁいんっ！！！」


…孫の手やぞ、木やぞ…痛そう。


tn「ほい、じゃあ光希。次どうぞ」

『あ、ありがとう、頑張る』


トントンからコントローラーを受け取り、画面に向く。…鬱め、難しいところで死におったな。これ直ぐに終わっちゃいそう…。


私は久しぶりのコントローラーを握りしめ、コンテニューボタンを押した。

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