３話 ページ4
次の日。いつも通り出勤時間に遅れてきた鬱。
その鬱の頬にはわずかに赤い跡がついている。
「鬱…その頬どうしたん？」
「マナに思いっきりビンタされたんよ…まじショック…」
「また遊んだの？」
「遊んだとかそういい方すんなや…ええ女やったんよ…」
彼の女癖はお世辞でも良いと言えない。
それは私も重々承知だ。
でも…それでも。
私は彼に惹かれている。
だから彼からそういう話が飛んでくると、いつも心がざわつく。
彼は私のこの気持ち…これっぽっちも分かってないよね…
「そ、そう…残念やったね」
「Aちゃん、慰めてやぁ」
しょぼんと子犬のようにうなだれる彼。
また…これはチャンスなのではないか…？
「仕方ないなぁ、じゃあ私とゆ、ゆ…」
「ゆ？」
─────── 私と遊園地に行こう。
言うんだ。言うんだ。勇気を持て、A。
目の前の彼に振り向いてもらうために。
「おい、鬱！！！この資料、誤字ばっかりやぞ！！パソコン操作もできないんか！！」
「ト、トントン先輩！？ひぃぃぃぃ！ごめんなさい！！！」
トントン先輩が約３０ｍ先のデスクから、大声で怒鳴った。その大声に私も思わずビクッとしてしまう。
「すまん、Aちゃん。ちょっとシバかれに行ってくるわ…あとで慰めてな？」
「…一生帰ってくんな」
また可愛くないことを言ってしまった。
今日のアプローチも、失敗。
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鬼酷の希サブ(プロフ) - 美蘭さん» 見ました！リクエスト聞いてくれてありがとうございます！ (2020年3月7日 21時) (
レス) id: c43c1143a1 (このIDを非表示/違反報告)
美蘭(プロフ) - 鬼酷の希サブさん» ありがとうございます！今日、めんつゆ君の新作出ます！|´-`) (2020年3月7日 16時) (レス) id: 9739ce79c0 (このIDを非表示/違反報告)
美蘭(プロフ) - Aさん» 遅れました！またまたいらっしゃいませ！本日新作を投稿致しますよ！！ (2020年3月7日 16時) (レス) id: 9739ce79c0 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 今回遅れたけどまたまた登場！！ (2020年3月4日 22時) (レス) id: c718cabe48 (このIDを非表示/違反報告)
鬼酷の希サブ(プロフ) - 美蘭さん» まじすか‥‥？！ありがとうございます！待ってます！無理しないでくださいね！ (2020年3月2日 15時) (レス) id: c43c1143a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美蘭 | 作成日時：2020年3月1日 17時
