第53話 雪朔：オリジナリー ページ9
A「でも…私はきっと氷雪の“個性”を使わないよ」
轟「どうしてだ？」
A「……お母さんの“個性”だからかな…」
轟「お母さんの…」
A「もし使う時が来たとしても…
その時はきっと私が本気を出した時だよ」
轟「本気…か」
A「…私そろそろ行くね
勝己に勝つ勝算考えないと」
轟「あぁ、呼び出して悪かったな」
A「ううん、大丈夫！轟くんも準決勝頑張ってね」
轟「ああ」
Aはそう言って轟の元を離れた
Aの後ろ姿が見えなくなり、轟は自分の右手を見つめた
轟「(母さんの“個性”だから使わない…か…
あいつの家庭事情も大変なんだな…)」
轟はそれだけ考えて控え室へと向かった
2人とも、誰かがその話を聞いていたとも知らずに
準決勝
第1試合：轟VS飯田
轟を掴んでスピードをつけ場外を狙った飯田だったが
轟の“個性”で排気筒から全身を凍らされ行動不能で『轟の勝ち』
第2試合：爆豪VSA
マイク『準決勝！第2試合
ヒーロー科 雪朔 A！VS！ヒーロー科 爆豪 勝己！』
爆豪「ようやくテメェをぶっ飛ばせる日が来たな…A」
A「……」
爆豪「手加減すんじゃねえぞ！」
A「ハナっからそんなつもりないっての」
マイク『スタート！！！』
爆豪「行くぜえA！！！！」
爆豪は左手の爆破を利用してAへ近づき
右手をかざして目の前で爆破の構えを取る
爆豪「死ねぇええ！！」
爆豪が爆破をしようとした時に
Aがその手を避けて手首を掴み
肘を爆豪の腹へぶつける
肘はAの個性である風の風圧を利用して
勢い良く飛ばされる爆豪
場外寸前で爆破を起こし場外は免れる
その後も爆豪の爆破をAが風で吹き飛ばしたり
対人格闘でさえ、ほぼ同格である2人は互いに押して押されての一点張りだった
飯田「凄いな雪朔くんは…」
麗日「ホント…あの爆豪くんと互角に戦うなんて…」
緑谷「いや…互角じゃないよ」
麗日「え？」
蛙吹「どうゆう事？緑谷ちゃん」
緑谷「うん…2人共大丈夫に見えるけど…
実はAの方がかっちゃんよりも息切れしてないんだ
それ以前に……」
────────────
題名は『轟焦凍：オリジン』をもじりました
オリジナリーの意味はこのあと分かります
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御子柴琥珀(プロフ) - Arisaさん» やっぱり表示されてなかったんでかね？w 実は続編もうできてるんです！「作品のシリーズ」か「作者の作品を全表示」のところから探せると思います！ (2018年5月8日 5時) (
レス) id: 03ede35fa3 (このIDを非表示/違反報告)
Arisa - 面白かったです！続編がきになってうずうずしてます！次回も絶対読みます！ (2018年5月7日 23時) (レス) id: b91eacdbbd (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - うらら@坂田家.ぴく民.ら民.ゆっ家族.などいっぱい←さん» イエェエエエェエエェエェエエエイ！！！！！г(г°∀°)ﾄﾞｽｯ（そして永遠に終わらぬww） (2018年5月3日 17時) (レス) id: 9bb560e444 (このIDを非表示/違反報告)
うらら@坂田家.ぴく民.ら民.ゆっ家族.などいっぱい← - 御子柴琥珀さん» ウエッヘェェェェェエエエエエエエエエエエェェェェェイイィィィィィイイ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！г(г°∀°)ﾄﾞｽｯ(そして、自分も止めないw) (2018年5月3日 12時) (レス) id: 6f50c84bd5 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - うらら@坂田家.ぴく民.ら民.ゆっ家族.などいっぱい←さん» ギィヤァァアアァァアアアアアァァアアア！！！！！！！！г(г°∀°)ﾄﾞｽｯ（けど止めない私ww (2018年5月2日 21時) (レス) id: 9bb560e444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御子柴琥珀
| 作者ホームページ：http://kohaku mikosiba 0423
作成日時：2018年4月14日 18時
