第85話 ページ42
A「……あれ」
Aだけ相手が発表されていない
というかチームにもなれていない
A「私ひとり？」
相澤「ああ、3人チームというのも考えたんだが
お前は1人で戦ってもらう」
A「えっ…」
相澤「それと、都合の合う教員がいなかったから
お前の相手はある奴に頼んだ」
「その“奴”ってのが俺だ」
A「っ」
Aの後ろに現れた人物は
Aの頭に手を置いて後ろにいる事を主張する
周りからは一部歓声が上がる
A「…相澤先生、嘘だと言ってください」
相澤「残念だが本当だ」
A「いやだ〜！！」
Aは後ろを向かずとも誰か察しがついた
顔を両手で覆った
緑谷「エンリル！」
緑谷のエンリルと言う言葉に
伝説と言われたヒーローだと分かった周りは騒ぎまくる
Aは地面に膝をついて気を落とした
相澤「まァつーわけで
それぞれステージを用意してある
11組一斉スタートだ
試験の概要については各々の対戦相手から説明される
移動は学内バスだ、時間がもったいない速やかに乗れ」
膝をつくAの肩を叩いたエンリル
顔を上げると満面の笑みで親指を立ててきたので
Aは若干ムカついた
それからバスに乗って移動先へ向かうと
その移動先は既に荒れ果てた街であった
辺りは火災が起きたり、今にも崩れそうなビルが沢山並んでいる
エンリル「制限時間は30分
達成条件は『ハンドカフスを俺に掛ける』か
『Aがこのステージから脱出する』かだ
今回は極めて実践に近い状況での試験
俺をヴィランそのものだと思え
会敵したと仮定して
その上で戦って勝てるならそれで良し
でも実力差が大きすぎる場合逃げて応援を呼んだ方が賢明だ
…お前ならわかってるだろ？」
A「…うん」
頭に浮かんだのは保須事件の時のネイティヴの言葉であった
エンリル「これはお前自身の判断力が試されるワケだが…
まぁ、普通に逃げの一択だと思うと思う
って事で…」
エンリルは懐からリングのようなものを出した
エンリル「なんて言ったっけな…超圧縮おもり？
っつーやつだ、サポート科に作ってもらったらしい
この重りで体重の約半分の重量を装着する
ハンデってやつだな！
古典的だけどわりと動き辛いし体力は削られる」
A「戦闘を視野に入れさせるため…？」
エンリル「さあ？どうだろうな」
はぐらかされたところで
Aが辺りを見渡す
．
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御子柴琥珀(プロフ) - Arisaさん» やっぱり表示されてなかったんでかね？w 実は続編もうできてるんです！「作品のシリーズ」か「作者の作品を全表示」のところから探せると思います！ (2018年5月8日 5時) (
レス) id: 03ede35fa3 (このIDを非表示/違反報告)
Arisa - 面白かったです！続編がきになってうずうずしてます！次回も絶対読みます！ (2018年5月7日 23時) (レス) id: b91eacdbbd (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - うらら@坂田家.ぴく民.ら民.ゆっ家族.などいっぱい←さん» イエェエエエェエエェエェエエエイ！！！！！г(г°∀°)ﾄﾞｽｯ（そして永遠に終わらぬww） (2018年5月3日 17時) (レス) id: 9bb560e444 (このIDを非表示/違反報告)
うらら@坂田家.ぴく民.ら民.ゆっ家族.などいっぱい← - 御子柴琥珀さん» ウエッヘェェェェェエエエエエエエエエエエェェェェェイイィィィィィイイ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！г(г°∀°)ﾄﾞｽｯ(そして、自分も止めないw) (2018年5月3日 12時) (レス) id: 6f50c84bd5 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - うらら@坂田家.ぴく民.ら民.ゆっ家族.などいっぱい←さん» ギィヤァァアアァァアアアアアァァアアア！！！！！！！！г(г°∀°)ﾄﾞｽｯ（けど止めない私ww (2018年5月2日 21時) (レス) id: 9bb560e444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御子柴琥珀
| 作者ホームページ：http://kohaku mikosiba 0423
作成日時：2018年4月14日 18時
