第4話 ページ5
Aは柵を超えたノートを追って
窓から飛び降りた
緑谷が窓から覗くと無事着地した様でノートを探していた
緑谷「良かった…」
爆豪「あいつ……いいかデク
一線級のトップヒーローは大抵
学生時から逸話をのこしてる
俺は子の平凡な市立中学から初めて！唯一の！
『雄英進学者』っつー“箔”を付けてーのさ
まー完璧主義なわけよ」
クラス「(みみっちい…)」
爆豪「つーわけで一応さ
雄英高受けるなナードくん」
爆豪の笑顔に言い返しが出来ず緑谷は俯いてしまった
クラス「いやいや…さすがに何か言い返せよ」
クラス「言ってやんなよ
かわいそうに…中3なってもまだ彼は現実が見えてないのです」
爆豪「あ、そんなにヒーローに就きてんなら
効率いい方法あるぜ
来世は“個性”が宿ると信じて…屋上からのワンチャンダイブ！！」
緑谷「っ！！！」
爆豪「何よ？」
爆豪の威圧に萎縮する緑谷
教室から出て行く爆豪達を追うことは出来なかった
緑谷「…あっ！A！」
緑谷はノートを拾いに飛び降りたAを探そうと
自分の鞄とAの鞄を持って教室を出た
・
・
A「はぁっ…あった…」
Aが見つけた時には池に落ちたせいで随分と水が染み込んでいた
ノートを餌だと思っているのか
口で突いている鯉を手で払ってノートを拾う
A「酷い…」
Aは池の淵に座ってポケットから扇子を出すと
ノートを一枚一枚慎重にめくりながら
自分の“個性”を使って扇子で強めの風を浴びせる
緑谷「いたっ…A…」
A「あ、出久」
緑谷「ごめんね、ありがとう」
A「大丈夫だよ、もうちょっと待ってねもうすぐ乾くから」
緑谷「でも…“個性”使用は原則禁止だし…」
A「“原則”ね、それに傍から見れば扇いでる様にしか見えないし平気だよ」
Aの作業が終わるまで緑谷は隣に座って待っていた
A「はい、終わった」
緑谷「ありがとう！」
緑谷はAからノートを受け取っても
浮かない顔をしていた
．
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咲夜 - トリップしたい！さん» 私も全く同じです！小学生のとき表情筋が固まって「なめてんのかよ！」ってかっちゃんみたいにいわれました (2019年3月15日 18時) (
レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - トリップしたい！さん» なにその偶然、やだ怖いww (2018年5月12日 5時) (レス) id: 03ede35fa3 (このIDを非表示/違反報告)
トリップしたい！(プロフ) - 誕生日と身長、血液型、出身地と好きなものが同じでビックリしたんやけどw (2018年5月11日 23時) (レス) id: 412f05bc98 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - 千さん» 初めまして！主人公のキャラは私の趣味によるものですww ありがとうございます！頑張ります！ (2018年4月8日 9時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
千 - 初めまして。 作品読みました！ 主人公の性格がとっても好きです！ 更新楽しみにしてます 頑張ってください！ (2018年4月8日 9時) (レス) id: 86486765e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御子柴琥珀
| 作者ホームページ：http://kohaku mikosiba 0423
作成日時：2018年3月30日 21時
