コード・ブルー 〜 ドクターヘリ緊急救命 No.5 〜

第166話 ページ6

白石「冴島さん、どうしたの？」

冴島『千堂先生の居場所が分かりました
B地点付近だそうです！』

白石「分かった、こっちも千堂先生が助けた女の子が来て、今のAの状況教えてくれた」

冴島『A、どうなんですか？」

白石「頭と足を怪我してるみたい
きっと意識も無いと思う、今からレスキュー隊の人に救助探しに行ってもらう」

冴島『分かりました』

白石「……お願い…A、無事でいて…」




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緋山「女の子だ、やっぱり低酸素になってる
白石、救急隊来てる？？」

白石『瓦礫のすぐ外にいる、ヘリも待機させてる』


救急隊「お願いします」

緋山「ゆっくりいきますね」

救急隊「…受け取りました」

緋山「アプガー3で挿管してます、低体温に注意してください」

救急隊「分かりました」

緋山「お願いします」

救急隊「赤ちゃんを優先して運ぶぞ」




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横峯「えっ？ドラマ見てレスキューになったんですか？」

佐藤「そう、このオレンジの救助服に憧れてね」

雪村「横峯先生一緒ですね」

佐藤「えっ？先生も？」

横峯「私もドラマ見てこの青いスクラブに憧れて救命医になったんです」

雪村「何かそれでいいの？って思いますけど」


佐藤「いいじゃないですか〜
親戚とかにも受けがいいんですよ？フミが持ってる服で1番似合うって」

雪村「喜んでいいんですか？それ」

佐藤「分かってますって
でもね、甥っ子何か俺の事を戦隊物のヒーローなんかだと思ってて可愛いんだ...」



さっきまで話していたはずが
急に言葉を発しなくなった



横峯「レベル低下？！」

雪村「佐藤さん！」

横峯「担架下ろしてください、雪村さんエコー」

雪村「はい」

レスキュー隊員「下ろします」

横峯「藍沢先生！左の血胸です
ドレーン入れましたが出血続いてます」

藍沢『開胸して、出血点探せ』

雪村「開胸しますか？」

佐藤「大丈夫っすよ、先生...」

横峯「ここで開けて出血点が見つからなかったらかえって危ないわ
輸液全開にして」

雪村「はい」

横峯「このまま運びます」

レスキュー隊員「はい、上げます1.2.3」




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