コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命 No.4 ～ (ページ7)

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第127話ページ7

広田「灰谷先生何度も同じ確認されても困ります
こっちはちゃんとやってますから」

灰谷「すいません...」

白石「どうかした？」

灰谷「あっ...」

白石「ごめんなさい、こっちで話す、ありがとう」

白石は広田にそう言い
広田は軽く礼をして去って行った

白石「朝から...何度も確認してる？
あなたのオーダーは合ってる大丈夫よ」

灰谷「でも...もう自分のせいで人が死ぬのは嫌なんです
…すいません、HCU見てきます」

白石「灰谷先生...ホントにうっかり...落ちたんだよね？
駅のホームから」

灰谷「…あの時、一瞬思っちゃったんです
この１歩を踏み出せば楽になれるかなって」

そう行って灰谷は去って行った

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緒方「ったく...」

名取「緒方さん！」

名取は先に歩いて行った緒方を追いかけて引き止めた

緒方「おう、名取先生」

名取「緋山先生、今B8の病室に居ます」

緒方「えっ？入院してんの？」

名取「いえ...隔離されてるんです…俺のせいで」

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医局では橘がボードに緋山のマグネットをメモ欄に貼り、現状を書き留める

橘「はぁ...まあ考えてもしょうがないか…
悪い白石、帰りに見に行ってやってくれ」

白石「あっ...はい」

橘「どうした？」

白石「いや...」

橘「喧嘩か」

白石「フェローの指導の事で結構言われちゃって」

橘「灰谷の事か…お前も、相変わらず熱いね」

白石「でも…緋山先生の言う通りなのかもしれないなって
こういう時思います

緋山先生や藍沢先生、Aの方が
私何かよりリーダーに向いてるんじゃないかって…
3人は決断力があるし頼り甲斐もある」

橘「俺も正直そう思ったよ」

白石「えっ？」

橘「ここだけの話な俺も迷った」

橘「お前たちの誰にスタッフリーダーを任せるか
迷って緋山に相談した…そしたらなあいつが言うんだよ

『白石以外に居ないじゃないですか』って

『私や藍沢はタフというより、自分勝手なだけだ
決断力があるように見えるのは人の事を考えずに
自分の事だらけを考えてるからだ』って

『自分の事を後回しにしてスタッフ達の悩みや苦労に耳を傾けられる
白石みたいな人間がリーダーにはふさわしいんだ』って

あいつがさ、強硬にお前の事推してたんだ」

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