コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命 No.4 ～ (ページ6)

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第126話ページ6

HCU

慎一「...ねえ、先生も学校行きたくない日ってたまになかった？」

灰谷「えっ...ああ結構あったよ」

慎一「やっぱり！
先生は僕と同じ人種ってすぐ分かったんだ」

灰谷「人種？」

慎一「空気読むのが苦手で、休み時間1人でいるような人種」

灰谷「ああ...どうでもいい本読んで寂しくないふりとかしてたな」

慎一「えっ…僕...そこまでじゃないけど」

灰谷「あっ」

慎一「ふふふっ！信じてくれてありがとう」

灰谷「ちょっと待ってて…藍沢先生」

藍沢「腹痛の原因は分かったのか？」

灰谷「いえ...」

藍沢「じゃあやっぱり仮病か？」

灰谷「慎一くんは頭のいい子です
胸を打ってお腹が痛いなんてそんな辻褄の合わない事言って
わざわざ疑われるような事しないと思うんです

でも何もない…
やっぱり、入院させる必要なかったんですかね」

藍沢「検査は何か発見ができる場合にだけ意味があるんじゃない
何もないと証明できれば患者は安心して家に帰れる」

A「じゃあ、徹底的に答えが出るまでやれば？」

灰谷「千堂先生…！」

A「あの子が気になるんだったら
最後まで面倒見てあげさない、ね？」

藍沢「ああ」

灰谷「…はい！」

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スタッフステーション

緒方「あっすいません」

横峯「はい？」

緒方「あの...緋山先生は？」

横峯「えっ？」

緒方「仕事の後に会う約束してたんだけど…来ないから」

横峯「えっ...あっああ！
今日体調悪いとかで、早めに帰りました」

緒方「そうなの？
だったら、そう連絡しろよな…
ひっでえなぁ…ってあんたに言ってもしょうがないか」

横峯「あっ、じゃあ私から伝えておきますね
失礼します」

緒方「いやいやいや、いいっていいって！
伝えなくていいって！」

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