コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命 No.4 ～ (ページ41)

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第159話ページ41

消防隊「天井を支える岩盤の上に地下水が溜まっていて
それが崩落の原因のようすです」

白石「負傷者の数は？」

消防隊「辻が谷駅側の崩落の規模が分かっていません
この付近は電源ケーブルが切断されて、照明も落ちてます」

消防隊長「まだ崩れるのか？」

消防隊「工事関係者が分析していますが
溜まっていた地下水は2回目の崩落で全部抜けたという見込みが高いです」

消防隊員「失礼します
辻が谷駅側で負傷したレスキューから連絡入りました
被害かなり大きいです
亡くなっている人もいるようです」

亡くなっている人…
その中にAと藤川が含まれていないか不安になる翔北救命士

消防隊長「浅羽消防と長井北消防、辻が谷駅に向かいます」

白石「医師と看護師も派遣します」

消防隊長「はい」

白石「横峯先生、冴島さん、辻が谷駅で待機して
安全確認取れ次第崩落現場に向かって」

横峯「はい」

白石「伏見東病院の先生方も辻が谷駅にお願いします
須藤先生、搬送トリアージお願いします」

須藤「分かりました、行こう」

「「はい」」

冴島「...」

白石「冴島さん...行ける？」

冴島「大丈夫、行ける」

白石「大丈夫、藤川先生はきっと大丈夫よ
千堂先生……Aもきっと…」

Aを妹のように慕っていたのは冴島だ
大切な人を同時に2人なんてことは考えたくはない

強く頷き、冴島と横峯は辻が谷駅側に向かって行った

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翔北救命

橘「そうか、分かった
また崩落が起きた、千堂、藤川と連絡がつかないらしい
まあ、時期に様子が分かんだろ」

患者の腹部にセンサーを当てる

橘「どうも変だな...血圧が上がって来ない
どっかまだ出血してるのか」

灰谷「血管造影してみますか？」

橘「頼む」

灰谷「はい」

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