コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命 No.4 ～ (ページ4)

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第124話ページ4

橘「この患者はどこから帰ってきた？
空港に問い合せてくれ」

冴島「はい」

橘「検体採取して
保健所と感染症研究センターに連絡」

藍沢「分かりました」

橘「誰も血液、体液に接触してないな？」

「「はい」」

橘「バイタル安定したら、ICUで様子見よう」

「「はい」」

・

・

食堂

白石「フェンタは、時間3ミリで大丈夫よ
えっ？川添さんの薬？」

藤川「なあ？さっきの患者気持ち悪いよな
何かすっげえ怖い感染症だったらどうする？」

A「ちょっと、心配になるからやめてくれない？」

緋山「食事が不味くなる」

白石「そう、それで合ってる…もういいかな？...はい」

藤川「おう...」

白石「はぁ...灰谷先生もう電話5回目だよ」

A「わぁお、極度の心配性」

藤川「何、あいつ今度は出した薬確認しまくってんの？
朝は何でもない子供入院させたんだろ？」

藍沢「ああ」

白石「ちょっと心配し過ぎよね…言ってあげた方がいいと思う？」

A「どうだろうね」

藤川「何て？"それ強迫神経症だよ"って？」

白石「茶化さないで…本人は必死なんだから」

緋山「相変わらず、おせっかいだね」

白石「えっ？」

緋山「あんたがここでぐちゃぐちゃ言った所で
灰谷の問題が解決するとは思えないんだけど」

藤川「おいおい、どうした？」

緋山「立ち直るも立ち直らないも本人次第でしょ？
あんたが心配したって無駄」

白石「だって...違うけど
もしホントに死のうとしてたとしたらどうするの？」

緋山「どうもしない
あんなんで死ぬとか言ってんだったら弱過ぎ」

A「ちょっと美穂子ちゃん」

藤川「もうその辺にしとこうよ」

白石「私達、指導医でしょ？
もう少し関わってあげようとか思えない？
緋山先生は自分の事しか興味ないの？」

緋山「…そうかもね」

緋山がイラついた様子で席を立つ

白石「ちょっと...」

緋山「じゃあ関わって、解決しなさいよ
スタッフリーダーさん？責任者は大変だね」

医者は大抵友達がいない

会えるのは、患者か医療関係者だけ

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