コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命 No.4 ～ (ページ13)

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第133話ページ13

冴島「今日はあの3人が頼もしく思えた…
藍沢先生や千堂先生、緋山先生が救命に戻ってきた頃の彼らとは大違い」

A「そうだね」

冴島「緋山先生に…見せてあげられなくて残念…」

藍沢「緋山があいつらを見る機会なんてこれから先いくらでもある」

冴島「そうね」

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検査結果が届き、藍沢と一緒に見ているA

検体1．堀内豪 (男性)
マールブルグ病・・・・・陰性-感染なし
ラッサ熱・・・・・・・・陰性-感染なし
クリミアコンゴ出血熱・・陰性-感染なし
エボラ出血熱・・・・・・陰性-感染なし

検体2.緋山美帆子(女性)
マールブルグ病・・・・・陰性-感染なし
ラッサ熱・・・・・・・・陰性-感染なし
クリミアコンゴ出血熱・・陰性-感染なし
エボラ出血熱・・・・・・陰性-感染なし

A「はぁ…よかった」

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その日、緋山はやっと病室から解放され
外を見ながら伸びをする
すると、名取が声をかけた

名取「俺...」

緋山「気にしなくていい、何でもなかったんだから」

名取「でも...」

緋山「私が居た周産期医療センターに
小児外科が併設されてるんだけど
そこの小児外科医がこんな事言ってた

子供はよく怪我するけど、その分治りも早い
それは、何度も怪我をする事で痛みを知るためだって
それで、他人の痛みも理解できるようになるだから
治る怪我ならたくさんした方がいいって」

あんたは駆け出しの医者
そしてこれは治る怪我...だから気にしなくていい」

名取「...緋山先生が...死ななくてよかった...」

名取が緋山の話を聞いて泣き出した

緋山「ICUでフェローだけでREBOAいれたんだって？カットダウンして」

名取「...はい...」

緋山「救命医デビューだね、おめでとう」

名取「…っ」

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